パソコンを学ぶ方法には、独学とパソコン教室に通うことがあります。
パソコン教室に通うことを考えている人は、
- 授業料はいくらだろうか
- 自分は授業についていけるだろうか
- 私のような年齢の人が通っているのだろうか
など、気になることはいろいろあるのではないでしょうか。
今回は、パソコン教室にはどんな年齢層の人が通っているかについてご紹介します。
パソコン教室に通っている人の年齢は?
当教室には、小学生から70歳代の人が通っています。
内訳は、以下のグラフの通りです。
講座の内容は、その人の目的によって異なっています。
各年齢層の主な内容を紹介します。
小学生・中学生
小学生・中学生は、主にプログラミングやタイピングを習っています。
プログラミング教育が始まり、プログラミングは保護者が子どもに習わせたい習い事の一つになっています。
当教室ではプログラミングの専門言語を使用せず、子どもから見てもわかりやすい「命令ブロック」を使ってプログラミングを教えています。
ブロックやモーター、ギアなどを組み合わせてロボットを作ったり、現在幅広く人気があるゲーム、「マインクラフト」を題材として学んでいます。
プログラミングを学ぶことは、「考える力」、「造る力」、「伝える力」を身につけることを目標としています。
タイピングは、小さいころに学ぶことで基礎が身につきます。自己流でも文字を打つことができますが、タイピングの基本を身につけることで早く正確に文字を打つことができます。
将来、仕事などでパソコンを活用する場合には役に立ちます。
高校生・大学生
高校生・大学生は、ワードやエクセル、パワーポイントなどのマイクロソフトオフィス製品の操作方法を習っています。
大学の授業の課題であるレポートの作成などでは、ワードなどの文章作成ソフトを使います。研究データなどの集計では、エクセルなどの表計算ソフトを使います。卒業論文の発表では、パワーポイントなどのプレゼンテーションソフトを使います。
また、パソコンスキルは仕事では必須となってきています。スキルをアピールするために、MOSというマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明する資格試験の合格を目指す人が増えています。就職先や学校から在学中に合格しておくように言われている人もいます。
社会人
現在就職している人は、ワードやエクセル、パワーポイントなどのマイクロソフトオフィス製品の操作方法を習っています。
仕事で使うようになったというのが主な理由です。
例えば介護の職場では、自分が担当している利用者の状態を記録するためにワードやエクセルなどを使います。
また、仕事でわからなかった操作方法などを質問する人もいます。
就活をしている人は、エクセルやワードなどのスキルをアピールするためにMOS試験の対策のために習っています。
ハローワークでは、仕事内容や必要なPCスキルに「エクセルlやワードの基本操作」と記載されている求人票が多くなっていますのでMOSでスキルをアピールすることができます。
シニア
仕事をされている人は、仕事で使うという理由でエクセルやワードを習っています。
仕事をされていない人も、趣味として、お孫さんの写真集をパワーポイントで作ったり、年賀状やカレンダーなどをワードやエクセルで作ったりしています。
また、近々、町内会の役員がまわってくるという人は、回覧板や会計報告をパソコンで作れるようになるために習っています。
まとめ
パソコン教室には、いろいろな年齢層の人が通っています。どのような年齢の人でも目的に応じたカリキュラムが用意されています。
やりたいことができたのであれば、年齢に関係はありません。
今回の記事を参考に教室の利用を検討してください。