Word(ワード)で文章を作っていると、

「ここだけ縦書きにしたいな」と思うこと、ありませんか?

たとえば、

  • 表紙に縦書きのタイトルを入れたい
  • 住所や名前を縦に並べたい
  • 横書きの文章の中に、目立つ縦書きを入れたい

そんなときに便利なのが、「縦書きテキストボックス」です。
でも、どうやって作るのか分からないと迷ってしまいますよね。

この記事では、初心者の方でもすぐに使えるように
縦書きテキストボックスの作り方や操作の手順を、
やさしく、わかりやすく解説していきます。

ぜひ、文書づくりに役立ててくださいね。

ワードで縦書きテキストボックスを作成する方法

Word(ワード)では、文章の一部だけ縦書きにしたいときに
「テキストボックス」の機能がとても役立ちます。
操作もかんたんなので、初めての方でも安心です。

以下の手順で、縦書きテキストボックスを作成してみましょう。

  1. Wordを開き、「挿入」タブをクリック
  2. 「テキストボックス」のアイコンを選択
  3. 「縦書きテキストボックスの描画」をクリック
  4. マウスでドラッグして、好きなサイズのボックスを作成
  5. テキストボックスの中に文字を入力

これだけで、縦書きの文章を自由に入力できます。
名前や住所、見出しなどの強調表示にも便利です。

ポイントは、「縦書きテキストボックス」を最初に選ぶこと。
通常の横書きテキストボックスでは、あとで設定変更が必要です。

慣れれば数秒で作成できるようになります。
ぜひ、文書作りに活用してみてくださいね。

ワードのテキストボックスを縦書きに変更する手順

すでに作成した横書きのテキストボックスを
あとから縦書きに変更したいこともありますよね。
そんなときも、設定を変えるだけでかんたんに対応できます。

以下のように操作してください。

  1. 対象のテキストボックスをクリックして選択
  2. ボックスの枠で右クリックして「テキストの方向」を選ぶ
  3. 「縦書き」にチェックを入れて、「OK」をクリック

これで、横書きから縦書きにスムーズに変更できます。

もし「テキストの方向」が見つからないときは、

  • テキストボックスを選んだ状態で「描画ツール」→「書式」タブを開く
  • 「文字列の方向」のアイコンからも変更できます

注意点として、英数字やアルファベットは向きが変わるため、
読みやすさを確認してから印刷するのがおすすめです。

文章の一部だけを縦書きにすることで、読みやすく整理された印象になりますよ。

ワード文書で横書きと縦書きを混在させるコツ

Word文書で「横書きと縦書きを混ぜて使いたい」とき、
ちょっとしたコツを知っておくと作業がスムーズになります。

基本の考え方は「テキストボックスで囲む」ことです。

  • 文書全体は横書きのままにしておく
  • 縦書きにしたい部分だけ、縦書きテキストボックスで作成
  • 必要な場所にドラッグして配置
  • フォントサイズや間隔、配置を整えて調整

この方法なら、自由にレイアウトができるだけでなく、
文字の強調や見出しのデザイン性もアップします。

また、以下のポイントにも注意しましょう。

  • 複数のテキストボックスを使うときは整列機能で位置をそろえる
  • 文字の向きを確認し、読みづらくないかチェック
  • 英数字や記号は「縦中横」機能を活用すると見やすくなる

文書の目的に応じて、横書きと縦書きを使い分けましょう。
見た目も読みやすさもグッと良くなりますよ。

ワードで縦書きのテキストボックスのまとめ

今回は、ワードで縦書きのテキストボックスを使う方法を紹介しました。
一度やり方を覚えれば、毎回かんたんに作成できるようになります。

ポイントをおさらいすると…

  • 最初から縦書きのテキストボックスを選ぶとスムーズ
  • 横書きから縦書きに変更することもできる
  • 横書きと縦書きを組み合わせるにはテキストボックスを活用する

ちょっとした工夫で、見やすく伝わりやすい文書が作れます。
これからのお仕事やプライベートの資料づくりにも、ぜひ役立ててくださいね。

操作に慣れるまでは、何度でも見返しながら進めてOKです。
焦らず、ゆっくり、一歩ずつやっていきましょう。