小学校高学年プログラミング授業ってどんなもの?
小学校でプログラミングが必修科目となって数年経ちました。
私たちにとってプログラミング教育がどんどん「当たり前」になってきていますよね。
それに加え、学校ではノートパソコンやタブレットパソコンなどを触る機会も格段に増え、デジタル機器が子供たちにとってもより身近になってきています。
小学校高学年にもなると、もう立派なお兄さんお姉さんです。
勉強の内容も難しさはマックス…そこにプログラミングが入ってきたらパニックという子もいらっしゃるのではないでしょうか。
「プログラミングの授業、高学年になったからハイレベルになるんじゃないの…?」
「学年が上がったら、うちの子、ついていけるか心配…」
という悩みは何も特別ではありません。
残念ながら2023年現在、バリバリ学校の授業で「プログラミング」という科目が出来上がっているわけではありません。
各教科を学習するにあたって「この部分にプログラミングの要素があるな…」というところがあれば着目をします。
その部分を取り上げてどのような仕組みにプログラミングが使われているのか、といったように要所要所でプログラミングの学習をしていくのが現在の「プログラミング教育」の実態です。
あとは、教員によっても教える能力は異なりますので、個別に
「今日はスクラッチ(Scratch、子供向けに開発された簡易的なプログラミング言語)をやってみるか!?」
と授業を行う先生ももしかしたらいるかもしれません。
ですので、一概に
「こんな内容でこんなペースでプログラミングを学習していくのです!」
なんてことは、地域や各学校、教員によっても大きく異なってくるものですので、言えないわけです。
プログラミング授業は地域、学校、教員によって内容が異なる
プログラミングの授業ははっきり言えば、地域や各小学校によっても進み具合は変わってきますし、もっと言えば授業を担当する教員の能力によっても学習の進捗度は変わります。
そのためプログラミングの授業の対策であっても一概に、
「こんな対策をしておきましょう」
「こんな傾向がありますから、これさえやっておけば大丈夫です」
なんてことは言えません。
でも、何もしないわけにもいきませんよね。
やはり学校でいざ授業が始まったときに、お子さんが付いていけないというのは心配です。
せめて学校での学習内容は把握できなくても、プログラミングで大事なものを身に着けておくことでどんな内容がきたとしても焦ってパニックになる、なんてことはありません。
- 論理的思考力(筋道を立てて考える力)
- 何度もあきらめずに繰り返し挑戦する姿勢
- どうしたら問題が解決するか想像する力
- 使用するのに困らないパソコンスキル
などなど、これらを身に着けておくと、少なくとも授業で戸惑うことはなくなります。
プログラミング教育への対策としてはこれらの力を身に着けておくことが一番望ましいと言えます。
「楽しい」を一番に、自分に合った学習内容を
「論理的思考力」「問題解決力」「諦めずに何度もトライする力」「使用に困らないパソコンスキル」などなど、これらを身に着けるには大事にすべき点があります。
それが、「楽しい」と言えるかどうか、です。
よっぽどのお子さんでなければ、勉強する習い事というのは塾以外では嫌なものであったりしますし、そもそもプログラミングすらやりたくないというお子さんもいらっしゃったりします。
ただ、それはお子さんが「楽しい」「内容にとっつきやすい」ものであれば話は別。
楽しく遊び感覚で学習ができるようであれば、
「やってみたい!」
「楽しそう!」
と思えたり、長続きしやすいものになるかもしれません。
プログラミングの授業の対策のために、何か今から習い事をさせる…というのをお考えの方は、お子さんが「心おどるものか」「続けられそうか」ということに視点を置いて選ばれるとよいのではないでしょうか。
「楽しい」を大事にした4つの教育コンテンツ
キュリオステーション岩出店では、中学年向けのお子さんにも「楽しい!」と思っていただけるような、学習コンテンツを4つ用意しております。
どのコンテンツもお子さんがとっつきやすいものばかりで
- 自分でロボットやプログラムをつくる
- うまくいかないときはなぜダメなのか考える
- 自分で成功した時の喜び、達成感を感じる
という点を大事に作られた教育コンテンツです。
自考力キッズ
「パズル」「ロボット」「プログラミング」の3つのカリキュラムで「自分で考える力」を育むことができます。
コースは2年間で、それぞれのカリキュラムも非常に多彩な内容が用意されていますので、飽きることがなく毎週通い続けることができます。
問題の冊子はわかりやすい画像や図解を中心としたもので、一人で読み進めることができます。
パズル
ロボット
プログラミング
アーテック自考力キッズの料金
月謝 | 月回数/時間 | 対象年齢 | その他 | 期間 | |
自考力キッズ | 10,000円 | 月4回 60分 | 年長さんから受講可能 | 教材ブロック購入費30,000円
(一度支払うと完了) |
2年 |
マイクラッチコース
世界的人気ゲーム「マインクラフト」を題材とした、プログラミング学習コンテンツです。
マイクラッチJrのコースから継続して学んでいただくこともできます。
対象年齢は小学生3年生から。
『マイクラJr』でならった「プログラム」の基礎を生かして、少しレベルアップした内容にチャレンジ!
さらに大きな建物を建築してみたり、ダンジョンを作ったり…。
ゲームの世界観やキャラクターをそのままに、創造力や論理的思考を培い、楽しくプログラミングを学んでいきます。
マイクラッチの料金
月謝 | 月回数/時間 | 対象年齢 | その他 | 期間 | |
マイクラッチ | 13,200円 | 月2回 1コマ90分 | 3年生からそれ以上の学年向け | 入会金
15,000円 |
1年 |
エジソンアカデミー
アーテック自考力キッズの「プログラム」のカリキュラムに特化したコースで、
- ロボットの組み立て
- 組み立てたロボットを動かすプログラムを作る
という順番で授業を進めていきます。
自考力キッズで作成したロボットとは違い、さらに複雑な仕組みのロボットをを作ることが多くなります。
例えば、「車から二足歩行に変身するロボット」「UFOキャッチャーゲームロボット」などなど、作りごたえもだんだんと上がってきます。
また、プログラミングでは、英語のようなプログラミング言語を学習するのではなく、MIT(マサチューセッツ工科大学)によって開発された「Scratch」というビジュアル型言語をベースにした言語を使用します。
「10歩動かす」「場所をここにする」といった命令がすべてブロックになっているので、そのブロックを順番につなげていくだけで命令がその通りに実行される、というものです。
一つステップアップしたような内容にはなりますが、
自分で組み立てて構造を把握する力
順番にプログラムを筋道立てて考える力
うまくいかないときはどこが悪いか考える問題解決力
などが身に付きます。
エジソンアカデミーの料金
月謝 | 月回数/時間 | 対象年齢 | その他 | 期間 | |
エジソンアカデミー | 11,000円 | 月3回 1コマ60分 | 4年生から | ロボットキット(2年使用)
44,000円 |
2~3.5年 |
UNITY講座
大人になっても使えるプログラミング言語を学ぼう!
今までご紹介してきた「マイクラ」「エジソンアカデミー」で使用されるプログラミング言語は「ビジュアル型言語」と呼ばれるもので、
「10歩動かす」
「5秒間回り続ける」
といったように指令がブロックになったものを順番に組み合わせてプログラムを作っていくものです。
小学生向けに開発された「スクラッチ」というプログラミング言語が世界的に有名で、誰でも簡単に扱えるような仕組みとなっています。
プログラミングの考え方を学習するのに、特に子供にとってはとっつきやすく、適したものであると言えます。
ただ、社会人になった際に「スクラッチ」のようなビジュアル型言語を使ったプログラミングをする機会があるかといえば、答えは「NO」。
それこそ英語のようなスペリングを入力したり、記号を使ったり…というような、実際に現場で使われているプログラミング言語を使う機会の方が多く考えられます。
Unityでは社会でも広く使用されているプログラミング言語「C#(シー・シャープ)」を使い、ゲームを『制作』していきます。
「難しいんじゃないの…」
と考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、専門講師がゆっくりしたペースで解説をしますので、
- 操作が追い付かない
- 理解ができないまま進む
ということはありません。
各レッスンごとに小テストも付いているので、しっかりと理解度を確認することもできます。
それぞれお子さんのペースに合わせてゆっくりじっくり進めていくことができる教育コンテンツです。
月謝 | 月回数/時間 | 対象年齢 | その他 | 期間 | |
Unity講座 | 13,200円 | 月2回 1コマ90分 | 中学1年生から | 入会金15,000円 |