Wordでスペースキーを押したら、なぜか文字が消えてしまった…。
そんな経験、ありませんか?
この記事では、初心者の方でもわかるように
その原因と簡単な直し方をやさしく説明します。
もくじ
スペースを押すと文字が消える原因は「Insertキー」が原因です!
Wordで文字を入力中、スペースキーを押したら文字が消えてしまう…。
それは、キーボードの「Insert(インサート)」キーが原因です。
知らないうちに押してしまい、入力モードが切り替わっている場合があります。
Wordには「挿入モード」と「上書きモード」の2種類の入力モードがあります。
通常は「挿入モード」で、文字の間に新しく文字が追加されていきます。
しかし「上書きモード」になると、入力した文字がカーソルの後ろの文字を上書きしてしまいます。
そのため、スペースキーを押すと空白が入力されるのではなく、後ろの文字が空白に置き換えられてしまうのです。
この切り替えは、Insertキーを押すことで行われます。
もう一度Insertキーを押せば、元の「挿入モード」に戻すことができます。
慌てずに、Insertキーを押してみましょう。
それだけで元通りになります。
そもそも「上書きモード」と「挿入モード」って何?
Wordでは、文字の入力方法に2つのモードがあります。
この違いを知っておくと、突然のトラブルにも落ち着いて対応できます。
- 挿入モード
→ 入力した文字をそのまま追加していく通常のモードです - 上書きモード
→ 入力した文字が、カーソルの後ろの文字を置き換えてしまうモードです
この2つのモードは、キーボードの「Insert」キーを押すことで切り替わります。
Wordの画面右下には、現在「上書きモード」になっているかどうかが表示されることもあります。
気づかずにモードが切り替わっていると、いつも通りに入力しても文字が消えてしまい、戸惑う原因になります。
この2つの違いを知るだけで、トラブルの原因にすぐ気づけるようになります。
「Insertキー」で元に戻す方法【初心者向け手順】
「上書きモード」を解除して、いつもの入力に戻す方法はとても簡単です。
以下の手順で確認してみましょう。
- Step1:文字入力中に、スペースで文字が消えるかを確認します
- Step2:キーボードの「Insert」キーを探して押します
- Step3:再度、文字入力をして文字が消えないかをチェックします
- Step4:これで「挿入モード」に戻っていれば完了です
- Step5:Insertキーは、通常「Deleteキー」の近くにあります
これで元通りになれば安心ですね。
一度覚えておくと、今後もすぐに対処できますよ。
まとめ|スペースで文字が消えるときはInsertキーをチェック!
スペースキーを押すと文字が消えるときは、Insertキーを疑ってみましょう。
原因と対処法をもう一度おさらいします。
- 原因は「上書きモード」になっていること
- キーボードの「Insertキー」で切り替わってしまう
- 「挿入モード」に戻すには、Insertキーをもう一度押すだけ
一見むずかしそうでも、やってみると意外と簡単です。
これを機に、入力モードの違いを覚えておくと安心ですね。