ワードやパワーポイントなどでよく使う機会があるのが「オンライン画像の挿入」ではないでしょうか?
キーワードで画像を検索できて、使用する画像を手軽に選べるのが便利ですよね。
しかし、そんなオンライン画像で近年、ある「プチ」トラブルが報告されています。
それが、「検索欄へキーワードを入力すると、ローマ字表記にしかならない」というもの。
今回は、このローマ字表記になってしまうトラブルについて、お伝えしていきます。
オンライン画像の検索が日本語でできない
例えば、リンゴのイラストを入れたいので、「リンゴ イラスト」と、オンライン画像の検索欄に入力したとしましょう。
しかし、この日本語入力ができない状態に陥ってしまった場合は、どう頑張っても
「ringo irasuto」
としか入力されなくなってしまうのです。
半角/全角キーを押しても、何も変わらず、Back Spaceなどで消して再入力してもいっこうに効果がない。
こんな不思議な現象が、もうかれこれ、インタネット上で見ているだけでも数年間、続いて報告されています。
有効な解決方法
「これをやったから、二度と発生しない」
といったようなパーフェクトな解決方法は残念ながらありません。
現時点で知られている解決策は一時的なものでしかないですが、試して解決する確率は高いと言えます。
困っている方は、一度以下の方法を試してみてください。
- 作成していたデータをいったん、「名前を付けて保存」もしくは「上書き保存」しておく
- データをいったん閉じ、再起動して、もう一度オンライン画像の検索欄で検索してみる
思われていたより100倍単純な方法であったと思います。
「えーっ、こんなので直るの…?」
と思われるでしょうが、この方法が現在一番効率的で誰にでも簡単にできるものなのです。
勿論、高度なレベルの解決策(ex.セーフモードで様子を見るなどなど)も見られたりはしますが、時間をかけずに手っ取り早くできるのはこの方法だと言えるでしょう。
マイクロソフトは解決に動いているのか?
動いてはいるのでしょうが、積極的であるとは言えないでしょう。
このトラブルはどのパソコンにも起こるわけではなく、起こるパソコンもあれば起こらないパソコンもある、といったような調子で知られています。
色々なメーカーのパソコンで、しかも、色々なバージョンのオフィスで(2013や2016、2019、365などなど)起こることが確認されています。
決まったメーカーで、決まったオフィスのバージョンで起こるということではありませんので、その状態が余計に解決を遅らせていると思われます。
最後に
この事例がいつ解決するかは誰にも分かりません。
そのため、有効な解決策が出てくるのはまだまだ先であると思われます。
そのため、現時点でこのトラブルが起こった際は、上記で紹介しました方法をお試しいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。