パソコンスキルを証明するのに人気のMOS資格。
最近は大手通信教育会社ユーキャンの講座でも大々的に取り上げられてCMになるなど、ますます注目が集まっています。
面接の際に履歴書に書くことでアピールになったりしますが、
「MOS資格を勉強中の場合、履歴書に書いていいのかどうか」について、悩まれる方は多いです。
今回は、MOS資格を取得予定の場合は、履歴書に書いていいかについて詳細をお伝えしていきます。
結論:どうしても書きたいのであれば自己PR欄へ
MOS資格を取得していない場合は、やはり資格の欄に書くのは非常に難しいことです。
あくまで取得済みの資格しか書いてはいけませんので、資格の欄に書くということはよろしくありません。
ただ、勉強中ということはやはりご自身の一つのアドバンテージになりますから、どうしても履歴書に書きたい場合は自己PR欄に書くのがよいでしょう。
けれども、どちらかというと自己PR欄にも優先して書かれるべき事項とはまた分類が違い、ご自身の口からアピールする方が効果的なこともあります。
ですので、よっぽど自己PRに書くことがない場合に書かれるとよいのではないでしょうか。
自分の口でアピールする方が効果的
先ほども言いましたが、MOS資格を勉強しているということはアピール材料にはなります。
そのため、履歴書に書くよりもご自身の口で実際に面接官の方に伝えられる方が効果的かもしれません。
断定はできませんが、実際筆者もそのような事例を聞きました。
例えば、MOS資格に限らず、パソコンが苦手だった方のお話です。
元々パソコンが全く触れずに、あまり触る機会のないお仕事をされてきたFさんという方がいらっしゃいました。
その方は、求職中でパソコン教室に入会をしました。
パソコン教室に通いながら新しい仕事の面接をFさんは受けることになりましたが、その時点では入力程度しかできませんでした。
けれども実際、面接のときに、
「今は使えませんが、使えるようになるため、パソコン教室に通っています」
と面接官の方に伝えられたそうです。
結果、Fさんは見事転職に成功。
ご多忙ですが、現在も当教室に通ってくださっています。
すべての面接官の方が前向きに捉えてくれるかといえば、そうとは言えません。
しかしながら、
「この人は仕事ができるようになるために、お金まで出してパソコン教室に通っているのか」
「それほど、一生懸命にスキル向上や仕事の改善に取り組める人だな」
という印象は面接官には与えることができます。
ですので、MOS資格に関しても同じこと。
現時点でご自身のスキルUPのために、頑張ってMOS資格を勉強されているのであれば、取り繕わずにありのまま話してみるのもいいかもしれません。
いつ頃に取得予定か、明確に伝えよう
MOS資格に向けて勉強するのもよいですが、いつ頃に取得する予定かについても伝えておくとよいでしょう。
逆に面接官から
「いつ頃に取るの?」
と聞かれるかもしれません。
資格取得自体はそこまで重視されないかもしれませんが、目標を明確に決めて勉強に取り組んでいるかが見られるかもしれません。
受験日が決まっている場合は受験日を、そうでない場合は日程が決まっていないけれども〇月頃に受験予定であるなど、具体的に答えられるようにしておきましょう。
加えて、普段ご自身がどれくらいパソコンを使うことができるかを、簡単に答えを決めておけばよいでしょう。
- 入力は難なくできる
- Word(ワード)やExcel(エクセル)で簡単なデータ編集・保存ができる
- 表や文書など一から文書を作成することができる
などなど、個人によってもその辺は違ってくるはず。
ご自身が今どれくらいパソコンを操作できるのか、スキルはどれくらいであるかを簡潔に話せるよう、事前に整理しておくとよいでしょう。
〇このブログ記事のまとめ〇
MOS資格を勉強中であることを履歴書に書くことについて、詳細をお伝えしてきました。
筆者の独自論が多少は強いかもしれませんが、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。