パソコンの入力の際に、文字を長押ししようとしてもできなかったり、キーの反応が悪いと思うとき、ありませんか?
パソコンが壊れたのかと、不安になりますよね。
今回は、パソコンのキーが反応しづらいときに、原因と思われるケースについて紹介します。

フィルターキー機能がONになっている

例えば、

  • BackSpaceキーを長押しして文字を消したい
  • 同じ文字を続けて入力したい

といったときに、長押しをすると、入力ができないケースがあります。
そんなときは、フィルターキー機能がONになっていないかどうかを確認するとよいでしょう。

  1. まずは、スタート画面の歯車マーク「設定」をクリックして開きましょう。
  2. すると一覧の中に、「簡単操作」という項目がありますので、そちらをクリック。
  3. 「簡単操作」の画面が出現したら、左側のメニュー一覧に「キーボード」という項目があるので、開きましょう。
  4. 「キーボード」の画面内に「フィルターキー機能の使用」という項目がありますので、その下の「オン」と書かれたようなつまみのようなマークを一度押すと、OFFになります。

これでフィルターキーの機能を解除することができます。

そもそもフィルターキー機能とは?

フィルターキー機能とは、意図的にキーボードの反応を抑える機能です。
何のためかといいますと、手に震えがあったりして、正常にキーボードを入力するのが難しい人のためのものなのです。
そういった入力が難しい方には、以下のようなケースが想定されます。

  • さっと指が触れただけの瞬発的な接触
  • 短時間に同じキーが複数回押された場合

こういったケースを入力として捉えずに、キーボードを反応させないことによって、ミスタイプを減らすことを目的としている、ということです。

なぜフィルターキー機能がONになるのか

「そんな機能、ONにしたつもりはないのに」
と思う方が大半でしょう。
ご自身が気づかないうちに、フィルターキー機能をONにしているというケースの方が多いと思います。
実は、フィルターキー機能がONになるケースで一番多いのが、「Shiftキー」の長押し。
Shiftを8秒間長押しすると、フィルターキー機能がONになってしまうショートカットがあり、それでONになってしまうことがあります。
ついつい、

  • 英語で大文字を打つのに、Shiftを長押ししながら文字を探す
  • たまたま書類や本がShiftキーの上に乗っかってしまった

といった拍子がきっかけになることも。
キーボード上に物をのっけるような状態や、必要以上のキーの長押しは、なるべく避けるようにしましょう。

最後に

フィルターキー機能がONになることで、キーボードの入力がしづらくなる事例についてお伝えしました。
キーボードの入力がうまくいかない場合は、一度この機能がONになっていないかどうか、疑ってみてくださいね。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。