ノートパソコンで入力作業をしていると、突然カーソルが違う場所に移動して、「いつの間にか打った文字が違う場所に表示されている」ということはありませんか?
間違えたところを消して、さらにもう一度打ち直して…と手間が増えてイライラしますよね。
実は原因は、身近なタッチパッドにあるんです。
今回は、カーソルが動いてしまう原因と、その対策法についてお伝えします。
もくじ
ウイルスではなく、原因はタッチパッド
ウイルスによる不具合の可能性も100%否定はできませんが、ほとんどの確率でウイルスでないことの方が多いです。
その原因がタッチパッド。
入力時に手首や服の袖が当たると、カーソルが動いてしまうことが。
「え、今ちょっとしか触れていないのに!!」
という場合でも、カーソルが違う場所に動いてしまうことがあります。
あとは親指が原因の場合も。
キーボードで入力をしているときは、どうしても親指がタッチパッドの真上に来やすいので、触れていなくてもタッチパッドに近い距離であればタッチパッドが反応してしまったりします。
そのため、入力時にはできるだけタッチパッドに触れないように、注意して入力する必要があります。
でもだからといって、
「そんなのいちいち気を付けてられるかっ!」
という方がほとんどだと思います。
そんな方は、タッチパッドが反応しないようにすると、ストレスを減らすことができます。
①タッチパッドの感度を下げる
タッチパッドに触れないように注意していても、なかなか難しいこともあります。
「どうしても当たってしまう…」という方は、タッチパッドの方をどうにかするしかありません。
その方法の1つが、タッチパッドの反応・感度を下げるというものです。
「カーソルは勝手に動いてほしくないけど、たまにタッチパッドも使うのよね」
という方は、こちらの方がいいかもしれません。
方法は以下の通りです。
- スタートボタンをクリックし、歯車マークの「設定」をクリック
- 「デバイス」をクリック
- 左のメニュー一覧から「タッチパッド」をクリック
- 「タッチパッドの感度」から「低い感度」を選択
これで、マウスの感度を下げることができます。
②タッチパッドを無効にする
「タッチパッドの感度を下げたけれども、カーソルは相変わらず動いてしまう…」
「もうタッチパッドは使わないから、感度は要らない!」
という方は、タッチパッドを無効にするといいでしょう。
方法は以下の通りです。
- スタートボタンをクリックし、歯車マークの「設定」をクリック
- 「デバイス」をクリック
- 左のメニュー一覧から「タッチパッド」をクリック
- 画面右側から「追加の設定」をクリック
- 出現した画面のメニュー「デバイス設定」から、「USBマウス接続時に内蔵ポインティングデバイスを無効にする」をクリック
それでもマウスカーソルが解決しないことはあるの?
残念ながらあり得ます。
筆者の実家のパソコンも実際にそうでした。
タッチパッドを無効にしたところで、マウスカーソルの動きが直らない場合もあります。
例えば以下のような場合。
- 何度マウスを自分の好きな方向に持っていっても、勝手に真ん中に戻される現象
→パソコン内部の部品に不具合がある可能性が - 勝手にマウスカーソルが動いて、ソフトウェアを勝手に立ち上げられる
→遠隔操作ソフトウェアなどの不審なソフトが入っている可能性が - 単にマウスが不調である
→電池切れや、マウス本体の故障など
いろんな可能性が考えられますので、一概に「これが原因です!」ということは言えません。
タッチパッドを無効にしても解決しない場合は、プロに相談するというのも手です。
わからないときはためらわずに相談を
「そんなんじゃないの、なんか勝手に操作されている感じで動くんだよね」
「なんか怪しいソフトか何かが入っていそうな気がするんだけれども…」
といったように不安な場合。
その場合はまず、実際にトラブルが発生しているところをスマホのカメラで動画として残しておくのがよいです。
操作をしている際にトラブルが起こるのであれば、カメラを回しながら操作をしてみましょう。
そして、その現象が録画できたら、パソコン修理店に持って行って、
「実際にこんなことが起こるんです…」
と話すとわかってもらえることがあります。
言葉だけで伝えられるよりは映像とともに説明をされる方が、修理スタッフも解決に向けて動きやすくなります。
余裕がある方は、ぜひ現象の撮影をしておきましょう。
そして、パソコン修理店への相談はためらわずに行いましょう。
パソコン修理店は、パソコンが瀕死の状態でないと持っていってはいけない、なんてルールはありません。
どんなちっちゃなトラブルでも、ご自身が不安なのであればまず相談をしてみましょう!
ちなみにキュリオステーション岩出店でも、パソコンの点検は無料で実施しています。
困った場合は、ぜひお立ち寄りくださいね。
〇このブログ記事のまとめ〇
タッチパッドの感度を無効にする方法をお伝えしてきました。
今まで「タッチパッドが要らない」「手が当たってイライラする」などと思っていた方は、ぜひともこの方法でオフにしてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。