パソコンの入力の際に、文字を長押ししようとしてもできなかったり、キーの反応が悪いと思うとき、ありませんか?
パソコンが壊れたのかと、不安になりますよね。
今回は、パソコンのキーが反応しづらいときに、原因と思われるケースについて紹介します。
フィルターキー機能がONになっている
例えば、
- BackSpaceキーを長押しして文字を消したい
- 同じ文字を続けて入力したい
といったときに、長押しをすると、入力ができないケースがあります。
そんなときは、フィルターキー機能がONになっていないかどうかを確認するとよいでしょう。
- まずは、スタート画面の歯車マーク「設定」をクリックして開きましょう。
- すると一覧の中に、「簡単操作」という項目がありますので、そちらをクリック。
- 「簡単操作」の画面が出現したら、左側のメニュー一覧に「キーボード」という項目があるので、開きましょう。
- 「キーボード」の画面内に「フィルターキー機能の使用」という項目がありますので、その下の「オン」と書かれたようなつまみのようなマークを一度押すと、OFFになります。
これでフィルターキーの機能を解除することができます。
そもそもフィルターキー機能とは?
フィルターキー機能とは、意図的にキーボードの反応を抑える機能です。
何のためかといいますと、手に震えがあったりして、正常にキーボードを入力するのが難しい人のためのものなのです。
そういった入力が難しい方には、以下のようなケースが想定されます。
- さっと指が触れただけの瞬発的な接触
- 短時間に同じキーが複数回押された場合
こういったケースを入力として捉えずに、キーボードを反応させないことによって、ミスタイプを減らすことを目的としている、ということです。
なぜフィルターキー機能がONになるのか
「そんな機能、ONにしたつもりはないのに」
と思う方が大半でしょう。
ご自身が気づかないうちに、フィルターキー機能をONにしているというケースの方が多いと思います。
実は、フィルターキー機能がONになるケースで一番多いのが、「Shiftキー」の長押し。
Shiftを8秒間長押しすると、フィルターキー機能がONになってしまうショートカットがあり、それでONになってしまうことがあります。
ついつい、
- 英語で大文字を打つのに、Shiftを長押ししながら文字を探す
- たまたま書類や本がShiftキーの上に乗っかってしまった
といった拍子がきっかけになることも。
キーボード上に物をのっけるような状態や、必要以上のキーの長押しは、なるべく避けるようにしましょう。
最後に
フィルターキー機能がONになることで、キーボードの入力がしづらくなる事例についてお伝えしました。
キーボードの入力がうまくいかない場合は、一度この機能がONになっていないかどうか、疑ってみてくださいね。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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