Excelで表などを作成している際に、シャープマークが出てしまった、ということはありませんか?
「誤った操作は何もしていないのに…」と不安になりますよね。
今回は、Excelでシャープマークが出た時の対処法をご紹介します!
もくじ
原因は列の幅が足りていない
シャープマークが6つ7つくらい並んだものを初めて見た日には、もはや絶望しますよね。
筆者も顔面が真っ青になってしまったことを今でも覚えています…。
Excelが壊れてしまったわけではありません。
理由はカンタン、ただ一つ。
「列の幅が足りていない」のです。
「列の幅が足りない」とは
要は、シャープマークがたくさんついているところの列の幅が、短い、足りていないということです。
それほどその列の中に、長いデータが入っているということです。
小さい幅のセルの中に、長ったらしいデータが入っていると、Excelは困ってしまいます。
データは長いが、セルの大きさを勝手に変えるわけにもいかない。
そう判断した結果、シャープマークが表示されるようになっています。
列の幅を広くしてサクッと解決
こんな時は、列の幅を広くしてしまいましょう。
広くしたい列のアルファベットの右側にマウスを持っていくと、下のようなマークになります。
このときに次のような操作を行うと、幅が広がります。
- 「そのままダブルクリック」→列の幅が自動的に調節される
- 「マウスの左ボタンを長押ししながらドラッグ」→自分が望む幅に変更することができる
主にこの2つで、列の幅を変更してみましょう。
すると、下のようにシャープマークマークが取れ、正しいデータが現れました。
日付以外にもシャープマークが出ることが…
実は、日付以外でもシャープマークが出ることがあります。
長い数値であったり時刻を入れたりしても、シャープマークが出ることがあります。
基本的にシャープになってしまう条件は、先ほどもお伝えした通り「列の幅が足りない」ということです。
ですので、エクセル上で作成しているシートで、幅を広げても支障がないのであれば、幅を広げるのが一番の解決方法です。
幅を広げることでもし支障が出るのであれば、文字の大きさを変更したり、日付であれば、西暦を和暦にしてみたり、などなど、できる範囲で長さを短くする工夫をするとよいでしょう。
シャープマークは印刷されてしまう
一番気を付けていただきたいことの一つが「印刷」。
シャープマークに気が付かずに印刷をしてしまうと、シャープマークの部分は表示されたままになります。
そのため、
「この1マスだけシャープなだけなのに、また印刷しなおさなければならないの…」
という面倒なことにしかなりませんので、エクセルのシートを印刷する前にしっかりシャープマークが入っていないかどうか、確認するようにしましょう。
最後に
Excelを使っていて、シャープマークが出てしまったときの対処法をお伝えしました。
今後、シャープマークが出ても「あぁ幅が足りないのね」と何食わぬ顔で、Excelの編集を頑張っていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。