パソコンスキルを証明するのに人気のMOS資格ですが、短期で取得される方は多く見られます。

他の国家資格であれば、しっかり時間を設けてきちんと勉強をしなければいけませんが、あくまで民間資格ですし、そこまで気合を入れない受験者ももちろんいたりします。

中には追い詰められて「一夜漬けしようかなぁ…」と悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、パソコンのMOS資格を一夜漬けで取得するのは可能かどうかについて、お伝えしていきます。

MOSを一夜漬けで合格するのはミラクル

これまた厳しいことを言うようですが、MOS資格を一夜漬けで合格できるのはよっぽどの運と実力を持った方しかできないことです

実際先日、うちの教室に受験に来られた方で、一夜漬けの方がいらっしゃいました。

MOSのExcel Specialist を受験されたのですが、その方いわく、

「いやぁー、昨日ヤバイと思って詰め込んだんですけどねぇー…

何とか合格できました(ちなみに点数は余裕の9割、なんとかの域ではない)。

満点にはならなかったですねぇ😆

と爽やかフェイスで頭をポリポリとかかれていました。

なんたる余裕でしょうか。

漫画にでてくる口あんぐり状態でございます。

対照に筆者の顔面はみるみる蒼白になりましたが。

どうやらお話を聞いてみると、その方はもともと実力がおありのようで、一晩勉強してなんとかなるという確証までご自身で持たれていたようです。

まさに、天才の域。

FOMの対策テキストを一晩読んだだけでできてしまったそうなので、稀に「一夜漬け」が余裕でできてしまうという人がいるようです。

いやはや、すごい人を目撃してしまったと、スタッフはいまだに忘れられません。

自分に相当の自信がなければ一夜漬けはあきらめろ!

「あ、ワンチャン、オレ(アタシ)もいけるんじゃね?」

と思われたかもしれない、そこのあなた。

極端な例を申し上げますが、アインシュタインの相対性理論を一度聞いただけで完全に理解できてしまうのなら、ワンチャンあるかもしれません。

要は、難しいことを聞いたとき、真新しいことを聞いたときに、短い時間でしっかり解釈をし、完璧に自分のものにしてしまう力をお持ちの方、という意味です。

これができる人であるならば、そしてある程度のエクセルを使いこなす実力であれば、一夜漬けでの合格も夢ではないでしょう

けれども、

「私はテスト期間の時はしっかり備えるタイプだったなぁ。短期はムリだわ」

「オフィスの操作、そんなに得意じゃないし…」

という自覚がもしもあるのであれば、無謀な挑戦はやめておきましょう。

試験料がパーになるだけです。

試験まで数日まで残っているのであれば、少しでも勉強して備えましょう。

模擬試験を解いたり、自分が分かりそうな範囲の部分だけでも読んだり。

何もしないよりかははるかにましです。

MOSは楽して簡単に合格できるものではない

残念ながら試験に合格できずに

「MOSってカンタンだって聞いたから受けたのに、全然簡単じゃないじゃん!」

と試験官に苦笑しながら本音を言ったという受験者さんがいます。

スタッフの知り合いのパソコン教室で実際にあった話ですが、本当にMOS試験はカンタンにとれると思い込んで、対策もそこまでせずに受験に来られる方は実際いらっしゃるそうです。

けれども、簡単というのはあくまで他人の基準。

自分が当てはまるかどうか確実ではありません。

簡単だといった友人はもしかすると

  • もともとオフィス(ワード・エクセル・パワーポイント)がある程度使える
  • 勉強の要領がかなりいい
  • 独自の対策を取っている

などなど、その友人独自の基礎固めをしていての簡単という意味合いである可能性だって十分にあります。

ですので、これまでパソコン試験全般、もしくはMOS試験を受けたことがない方は、油断をせず、自分にできる対策をしっかりとしていかれることをおすすめいたします。

○このブログ記事のまとめ○

MOS資格が一夜漬けの勉強で取得できるのかどうかについて、お伝えしてきました。

スタッフの主観が強い記事になってしまいましたが、試験会場を行っている当教室だからこそ言える事実であるとも思っています。

MOS受験について、一夜漬けで悩んでいる方々のお役にこの記事が少しでも立てましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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