パソコンスキルを証明する資格として、MOS資格は人気ですよね。
中には独学で取得される方もいるなど、受験される方は実に様々。
受験をしたいけれども、勉強するのにパソコンがない…とお悩みの方は案外多いです。
今回は、
- MOS資格を勉強するのにいいノートパソコンはあるのか
また、
- 持っていない場合にはパソコンを使うのにどうすればいいのか
の2点について、詳しくお伝えをしていきます。
もくじ
MOS資格を勉強するのにパソコンがないときはどうすればいい?
MOS資格の勉強をするのに
「パソコン、持ってないんだけれど…」
という方は案外多いです。
パソコンを持っていない方が、パソコンを使うのにできる方法は以下の3つ。
- パソコンを購入して自分で勉強する
- レンタルパソコンを利用して勉強する
- パソコン教室へ行って勉強する
独学で勉強したいという方は、パソコン教室に行くのにハードルが高いですよね。
ですので、選択肢は必然的に①か②になってきます。
①パソコンを購入してMOSを自分で勉強する
FOM出版のMOS対策テキストには以下のように書かれています。
(出展:よくわかるマスターMOS Excel 365&2019、Word365&2019、PowerPoint365&2019を参照)
OS | Windows10日本語版(32ビット、64ビット) |
アプリ | Office2019日本語版(32ビット、64ビット)
もしくは Microsoft365日本語版(32ビット、64ビット) |
CPU | 1GHz以上のプロセッサ |
メモリ | OSが32ビットの場合:4GB以上
OSが64ビットの場合:8GB以上 |
グラフィックス表示 | 画面解像度1280×768ピクセル以上 |
CD-ROMドライブ | 24倍速以上のドライブ |
サウンド | Windows互換サウンドカード(スピーカー必須) |
ハードディスク | 空き容量1GB以上 |
つらつらとテキストの情報を書きましたが、パソコンによっぽど詳しい方でなければ、こんな項目はわかりづらいですよね。
「何を言ってるのか、チンプンカンプンだわ」
と思われても仕方がありません。
もちろん理想は、すべての条件に当てはまるかをチェックするのが一番。
けれども、
「パソコンは普通にしか使えない…」
「難しい用語がわからない…」
という方向けに、これだけチェックをしておけばよっぽどのことがない限り使えるだろうという前提で、必須条件を絞って次からお伝えしていきます。
必須条件を一気にチェック!
MOS対策が勉強できるパソコンで、
「最低でもこの条件をクリアしていたら、おおよそ大丈夫!」
という条件を絞ってお伝えします。
もしパソコンを買いに行かれる方は、以下の条件を紙かなにかに書いて、パソコンショップに行かれると安心です。
わからない場合は、店員さんがその条件に合ったパソコンをいくつか紹介をしてくれるかと思います。
また、すでにパソコンをお持ちの方であれば、ご自身のパソコンがこの条件に適応しているかどうかを確認してみましょう。
MOS勉強の必須要件
今回はMOS365&2019を対象に解説しますが、MOS2016を受けられる方に関しましても、大体同程度のレベルのパソコンを持っていれば大丈夫とお考えください。
MOS365&2019を受験される方でパソコンを購入されたい方は、こちらをメモした上でパソコンを買い求めましょう。
- OS:Windows10
- Office:Office2019もしくはOffice365
- CPU:Corei3以上で1GHz以上のもの
(※Corei3は、筆者が最低限必要な能力として付け加えました。
Corei5、Corei7と書かれているならさらに能力は高いので、問題ありません) - メモリ:OSが32bitなら4GB以上
OSが64bitなら8GB以上 - DVDドライブ→DVDやCDを読み取るパーツ
できれば付属したパソコンで、なければ外付けのものを買い求める
これだけの条件があれば、大概MOSの模擬試験はパソコンにインストールすることができます。
これだけの条件が揃ってもダメな場合は、よっぽどだと思って諦めてください。
(本当によっぽどだと思います)
必須条件はどうやってチェックすればいい?
OS、CPUのチェック方法
- パソコンの一番左下、スタートボタンをクリック
- すぐ真上にある「設定」の歯車⚙マークをクリック
- 設定の画面に変わるので、画面のメニューの中から「システム」を見つけてクリック
- システムの画面に変わるので、画面左側のメニュー「ディスプレイ…サウンド…通知とアクション…」の一番下に「詳細情報」があるので見つけてクリック
- 画面が「詳細情報」に変わればOK
上記画像の部分を確認し、条件が当てはまっていればOKです。
次に進みましょう。
次にメモリをチェック!
メモリが何GBあるか、というのはさっきと違う画面で見なければいけません。
次のような操作をして、メモリがどれくらいあるかを確認してみましょう。
- パソコンの一番左下、スタートボタンの上で右クリック
- メニューが出てくるので「タスクマネージャー」を見つけてクリック
- タスクマネージャーの小さな画面が出てくるので、画面上のタブ「プロセス…パフォーマンス…アプリの履歴…」の中から「パフォーマンス」を見つけてクリック
- するとパフォーマンスの画面が出てくるので、画面左側から「メモリ」を見つけてクリック
- メモリの画面になれば、画面右上の「●●GB.DDR…」という記述があるので、そこで何GBかを確認
上記の画面の通り、確認ができればOKです。
続いて容量をチェック!
続いて容量をチェックしておきましょう。
よっぽどのパソコンユーザーでなければ、容量がいっぱいというのはまずありえないです。
ただ、大量の写真や動画を保存している場合は別で、パソコンに保存できるデータの量がわずかになっている可能性もあります。
心配な方は、以下の方法で確認をしておきましょう。
- パソコン画面一番下のタスクバーにある「エクスプローラー」をクリック
- エクスプローラーの画面が立ち上がるので、左側の場所一覧「クイックアクセス…デスクトップ…ダウンロード…」の中から「PC」を見つけてクリック
以下のような画面が出てきたら、Cドライブの容量のバーを見て、空きがあるかを確認。
これでメーターに空きがあれば大丈夫です。
忘れてはいけないのがDVDドライブ!
2023年1月現在はまだMOS365&2019が主流。
ですので、現時点皆さんが受験できるのはMOS2016かMOS365&2019のどちらかです。
この2つのバージョンは、対策問題集の模擬試験プログラムがCD-ROMで出版されていることが多く、パソコンでCDを読み込めないと模擬試験プログラムをパソコンに入れることができません。
そのため、持っているパソコンもしくは買うパソコンにDVDドライブがついているかどうか、ない場合は外付けのものを別途買っておく必要があります。
②レンタルパソコンを利用する場合は?
MOS資格を取得したいけれども、その勉強のためにパソコンを買うのはちょっと…
という方には、レンタルパソコンがおすすめです。
数日間や1か月で貸し出しを行っているパソコンレンタルサービスがあったりします。
インターネットで「MOS 勉強 レンタルパソコン」と調べてみると、いくつかサービスが出てくるので探してみるとよいでしょう。
大体1か月で1万円程度から貸し出しをやっているところがあったりします。
しかし、実際にレンタルパソコンに模擬プログラムをインストールしてもよいかどうかについては、どのレンタルサービスでも記載されていないことが多いです。
レンタルサービスを利用する場合は、あらかじめ模擬プログラムをインストールしてもよいかどうか聞いておくのがよいでしょう。
MOSを独学で取得するなら、パソコンは手元にあるのがおすすめ
MOS資格を取得するために、絶対パソコン教室に通えとは言いません。
もちろん、お金の余裕があったり、一人で勉強しにくい方に対しては、通うのをお勧めしますが、一人で勉強できたり自信のある方は独学でされても問題ないかと思います。
しかしながら、パソコンを手元に置かずにMOS資格を勉強するのは決しておすすめできません。
やはり、実技試験なので実際に手を動かして操作をし、慣れておくことが大切です。
また、試験時間を体感で把握して慣れておくには、模擬試験プログラムをやらないことにはできないことです。
パソコンが買えない場合は一時的なレンタルでもよいので、実際にパソコンを使って勉強されることが、合格につながっていくと思います。