エクセルで作業をしているときに、突然画面のスクロールができなくなった、ということはありませんか?
考えられる原因と、対処法について今回はお伝えします。
考えられる原因
- Scroll Lock(スクロールロック)キーの機能がオンになっている
- ウィンドウ枠の固定の機能が間違って作動している
Scroll Lock(スクロールロック)キー
まず疑うべきは、Scroll Lockキーです。
Back Space(バックスペース)キーやDelete(デリート)キーの近くに位置することが多いため、ついつい押してしまうことが…。
このScroll Lockキーがオンになると、スクロール操作ができなくなります。
解除方法はカンタン。
Scroll Lock(キー)をもう一度押すと、スクロールがロックされた状態が解除されます。
ウィンドウ枠の固定
Scroll Lockキーでも解消されない場合は、「ウィンドウ枠の固定」の機能を疑ってみるといいでしょう。
エクセルのシート上で、縦横に長い表を作成した場合などは、見出しを常に表示するため、といったような理由で使われることが多い便利な機能です。
しかし、この機能、意外と厄介になることも。
固定したい部分をちゃんと選択してから、機能を適応できていればいいのですが、たまに選択部分を間違うとえらいことに。
・何もないまっさらなところだけを選択していて、そこが固定されていた、
・気が付いたら画面全体が固定されていた
といったケースも見られます。
エクセルのリボン上の「表示」タブ内の「ウィンドウ枠の固定」の機能が、勝手にONになっていたり、固定の選択範囲が間違っていないかを確認するといいでしょう。
一度「ウィンドウ枠の固定」を解除してみるのも手です。
最後に
エクセル作業中に、スクロールができなくなるケースについて、考えられる原因と対処法をお伝えしました。
一度困った際は、ぜひ上記の方法を試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。