今回は、パワーポイントのスライドのサイズを変更する方法を解説します。
MOS資格試験のPowerPoint2019の出題範囲になっている基本的な操作です。
パワーポイント(PowerPoint)やエクセル(Excel)、ワード(Word)などのmicrosoft office社のアプリは、社会人には必須のスキルです。
資料 作りなどで利用されているアプリです。
もくじ
パワーポイントのサイズを変更する方法
新しいプレゼンテーションを作成するときは、サイズが「16:9」になっています。
作成途中でサイズを変更する必要が生じる時があります。
しかし、パワーポイントでは簡単に別のサイズに変更することができます。
使い方を紹介ます。
サイズを選択する
サイズを選択する手順は次のとおりです。
- リボン(ツール バー)の「デザイン」タブをクリック
- 「ユーザー設定」グループの「スライドのサイズ」をクリック
- 「スライドのサイズ」ダイアログ ボックスが表示する
- 変更したいサイズを選ぶ
サイズの選択肢は3つです。
- 標準 (縦 横 比 4:3)
- ワイド画面 (16:9)
- ユーザー設定のスライドサイズ
「ユーザー設定のスライドサイズ」を選択すると「スライドのサイズ」ダイアログボックスが表示されます。
画面サイズは、縦横の比率で選択することができます。
用紙サイズは、「スライドのサイズ指定」からA3やA4サイズなどの用紙から選んでください。
また、幅や高さをcmなどの長さで指定することができます。
テキストや図形を配置しているスライド
テキストボックスや図形、画像などを配置しているスライドのサイズを変更したときは、スライド上のテキストボックスや図形、画像のサイズ調整に関するダイアログボックスが表示します。
テキストボックスや図形、画像などを最大化するかサイズに合わせて調整するか選択してください。
[最大化] を選択すると領域を最大限に活用できます。
しかし、テキストボックスや図形、画像などがスライドからはみ出しレイアウトが変わってしまうことがあります。
[サイズに合わせて調整] を選択すると、テキストボックスや図形、画像などがスライドのサイズに収まるように縮小されます。
サイズの設定は、すべてのスライドに適用されます。
特定のスライドのページの向きを変更したりはできません。
サイズの変更はMOSの出題範囲
パワーポイントのスライドのサイズを変更する操作は、MOS資格試験のPowerPoint 2019 一般レベル(アソシエイト)の出題範囲に含まれています。
出題範囲は、大きく分けると次のようになります。
- プレゼンテーションの管理
- スライド、配布資料、ノートのマスターを変更する
- プレゼンテーションのオプションや表示を変更する
- プレゼンテーションの印刷設定を行う
- スライドショーを設定する、実行する
- 共同作業用にプレゼンテーションを準備する
- スライドの管理
- スライドを挿入する
- スライドを変更する
- スライドを並べ替える、グループ化する
- テキスト、図形、画像の挿入と書式設定
- テキストを書式設定する
- リンクを挿入する
- 図を挿入する、書式設定する
- グラフィック要素を挿入する、書式設定する
- スライド上の図形を並べ替える、グループ化する
- 表、グラフ、SmartArt、3Dモデル、メディアの挿入
- 表を挿入する、書式設定する
- グラフを挿入する、変更する
- SmartArt を挿入する、書式設定する
- 3Dモデルを挿入する、変更する
- メディアを挿入する、管理する
- 画面切り替えやアニメーションの適用
- 画面切り替えを適用する、設定する
- スライドのコンテンツにアニメーションを設定する
- アニメーションと画面切り替えのタイミングを設定する
パワーポイントのサイズを変更する操作は、出題範囲の「プレゼンテーションの管理」内の「プレゼンテーションのオプションや表示を変更する」に含まれる操作です。
詳しくは、MOS試験の公式サイトを確認してください。
結論:サイズの変更はデザインタブから
今回は、パワーポイントのスライドのサイズの変更について解説しました。
「スライドのサイズの変更」は、MOS資格試験に出題される基本操作です。
実務などでも使用頻度が高い操作です。
参考にしてください。
他にもこんな関連情報があります
- パワーポイント|表示モードについて解説します。
- パワーポイント|印刷する方法について解説します
- パワーポイントの拡大印刷における効果的な方法と注意点
- パワーポイントのガイドやグリッド線を表示する|図形を揃えるのに便利