日本語のタイピングならまだしも、英文タイピングとなればどうやって練習すればいいかわからないという方、案外多いのではないのでしょうか?
ブラインドタッチで、さらっとスピード良く英語を入力できるようになるのは憧れですよね。
現在、仕事で職種によっては、普段の日本語タイピングに加え、英語での入力も必要だったりと、英語での入力が要求される場面もあるかと思います。
今回は、英文タイピングの具体的な練習方法と、無料で練習できるサイトをいくつかご紹介します!
もくじ
英語タイピングのコツはこの4つでバッチリ
これはあくまで筆者の独自論ですが、今まで英語入力を本格的にされたことのない方は、9割の確率で練習が必要であると思います。
といいますのも、英語の入力と日本語入力(ローマ字入力もしくはかな入力)では全く入力するキーの並びが違うからです。
- アルファベット単体入力を極める
- 単語入力や英語独自のスペリングに慣れる
- スペースキーを押すことをクセづける
- シフトキーをマスターする
この4つをマスターすることが、英語タイピングの上達につながるでしょう。
英語タイピング上達への道①無料サイトでアルファベット入力を極めよ!
かな入力やローマ字入力にかかわらず、普段から英語で入力をされない方は、まずアルファベット単体の入力から練習を始めましょう。
この練習をしておくことによって、英語入力を本格的に始める際に指が動かしやすくなります。
もちろん、多少今まで英語入力をされている方にもウォーミングアップになりますので、なるべくやっていただくのがおすすめです。
以下のようなサイトで無料で練習ができます。
ベネッセマナビジョン
Typing game Typing Ninja(タイピングニンジャ)
→タイピング説明まで全て英語のため注意
美佳タイプ(ダウンロードが必要なソフト)
→こちらはウェブサイトからソフトをパソコン内に取り込む「ダウンロード」という作業が必要になりますが、こちらもアルファベットタイピングには優秀なソフトです。
日本語のローマ字入力ではある程度使うキーが決まっていたりしますが、英語は33文字もありますから、使わない文字があるなんてことはあり得ません。
例えばXやQなどはあまり日本語入力では使いませんよね。
英単語でも出てくることは稀ですが、入力する機会は確実にあります。
そのため、すべてのアルファベットを難なく打てるような練習をしておくことが大切です。
英語タイピング上達への道②単語入力でステップアップ
ある程度アルファベット単体の入力に慣れてきたら、今度は英単語の入力練習を始めましょう。
英単語の練習で、本格的にスペルの並びに慣れることによって、より英語の入力がしやすくなります。
例えば、
- station(駅)、fiction(フィクション、作り話)presentation(プレゼンテーション)
→共通するtion - express(表現する)、impress(~の印象を与える)、depress(落胆させる)
→共通するpress
といったような特徴的で複数の単語に共通するようなスペルがあります。
普通の単語に加え、このようなスペルの入力練習もすることで、だんだんと英語入力独特の指遣いに慣れていくことができます。
アルファベット単体入力に一通り慣れた後、並行して単語練習も進めていくとより効果的になるでしょう。
以下のようなサイトで無料で練習することができます。
e-typing 英単語タイピング
Typing Games Keyboard Jump(キーボードジャンプ)
→タイピング説明まで全て英語のため注意
英語タイピング上達への道③スペースキーをクセづける
ご存じの通り、英語は単語と単語の間にスペースが必要ですので、単語を打った後にはスペースキーを押さなければなりません。
ただ、最初は慣れていないと押し忘れてしまったり、押すタイミングを間違ってしまったりと、ほとんどの方が苦戦されると思います。
そのため、単語入力にある程度慣れた後くらいから、スペースキーも一緒に押す練習も始めましょう。
(単語) (スペース) (単語) (スペース) を繰り返していけば、自然と英文が打てるようになります。
, (カンマ) と . (ピリオド) は、日本語の 、(読点) と 。(句点) のキーをそのまま押すだけ。
そのため、スペースキーをクセづけることができれば、英文入力の8割がマスターできたといえるでしょう。
英語タイピング上達への道④シフトキーをマスターする
こうやってえらそーに説教しております筆者ですが、実は大文字入力が大の苦手。
皆さんには同じ轍を踏んでいただきたくないので、声を大にしてお伝えしたい。
それが、「シフトキーはすらっと押せるようになれ!!」ということです。
英文の初めや固有名詞の頭文字は、「大文字で表記しろ!」と習ったのが懐かしいですね。
そのため、大文字もかなりの頻度で英文に出てきます。
大文字は、シフトキーを押しながらアルファベットのキーを押すと入力できます。
下の画像のように、シフトキーはキーボードの両側にありますので、小指でシフトキーを押せるようになっておく必要があります。
- 左側のアルファベットを入力する→右のシフトキーを使う
- 右側のアルファベットを入力する→左のシフトキーを使う
これができるようになると、英文タイピングをほとんどマスターしたといっても過言ではないでしょう。
以下のようなサイトで大文字練習をすることができます。
Typing Club
→「Shift Key」のコーナーで練習することができます。
My Typing
→誰でも自分の好きなタイピングを作ることができる、タイピング練習サイトです。
今回はRyoryoさんが作られた大文字アルファベットタイピングを紹介します。
とにかくやることが大切
つらつらとポイントを書きましたが、大切なのはとにかくやることです。
タイピングはやっぱり入力して、練習してなんぼのものです。
目で見て覚えたりすることも大切ですが、手で実際に触って感覚を鍛える方が大切だったりします。
最初から早く打とうとか、完璧に正しい状態でやろうとか、そんな感じで思われなくても大丈夫。
コツコツと自分のペースで、定期的に練習を重ねることこそが、英語のブラインドタッチをマスターする近道です。
ご紹介したポイントを頭に入れて、練習してみてくださいね。
最後に
やや筆者の偏見に基づいた目線で、英文タイピングの練習方法をお伝えしました。
もちろん、今回紹介した練習以外にも、様々なやり方や練習ツールがあるかと思います。
これから英文タイピングを練習しようとなさっている方の参考うちの一つに少しでもなると嬉しいです。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。