Word(ワード)で文章を打っている際に、突然□(四角)が出てきたことはありませんか?

何もしていないのに…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

決してパソコンや、ワードそのものが壊れたわけではありません。

今回は、この□(四角)について、なぜ出現するのか、一体何なのかをお伝えしたいと思います。

2つの方法があり、

  • 一時的に消す方法
  • しっかり非表示にする方法

をご紹介します。

ワードのスペースマーク(四角)を一瞬で消す方法

□を一時的に消すのに、何も難しい方法は使いません。

一つボタンを押すだけで解決します。

ボタンの場所は、リボン(画面上部メニュー)の「ホーム」タブ内にあります。

編集記号ボタンの場所

よく見れば、地味に存在していますよね。

今まで触ったこともなかった、なんていう方もいらっしゃるかもしれません。

ここで、編集記号を表示するか、非表示にするかを変更できますので、覚えておきましょう。

の正体は…!「編集記号」

「編集記号」

あまり馴染みのない響きですが、そんなに難しいものではありません。

編集記号とは、私たちには一見「見えないもの」を表示する機能です。

例えば先ほどの、□(四角)。

これは、スペースキーを押したときにできる「空白」を意味しています。

つまり□は、「ここはスペースキーを押してあるよ!」ということを知らせるために表示されているわけです。

「えっ、それって印刷されるの…?」

と不安になられる方もいらっしゃると思いますが、大丈夫。

印刷はされません。

試しに「印刷プレビュー」でページをご覧になると、□(四角)が入っていた部分はちゃんと消え、きれいになっているのが確認できるかと思います。

逆に消えていない場合は、それは単なる入力で出した記号の四角である場合がほとんどです。

半角のスペースの場合は・(薄い点)が出ることも

全角の状態でスペースを押すと□(四角)が出ることをお伝えしました。

「それじゃ、半角はどうなのよ」

となるのは自然な流れですが、実は半角スペースでも編集記号が出ることがあるのです。

それは・(薄い点)です。

よーく見ないとわからないぐらい薄ーい色なので見落としがちですが、よくよく見るとある、という感じです。

半角スペース編集記号の図

この場合も単に中黒記号(リンゴ・スター といった表記に使われる「・」マーク)と間違いやすいので気を付けましょう。

先ほどご紹介した、編集記号の表示/非表示に使われるボタンを押して確認すると確実です。

要らない場合は非表示の設定に

スペースを押すたびに□(四角)が出てくるのが嫌だ、という方。

そういった場合は、設定で消すことができます。

まずはワードを開き、「ファイル」タブをクリック。

□を消す1

左側に出ているメニューの中から「その他」を探して、その中の「オプション」を開きましょう。

□を消す2

「オプション」の画面が出てきたら、左側にある「表示」をクリックすると、画面真ん中に「常に表示する編集記号」というところが出てきます。

□を消す3

項目の中の「スペース」、「すべての編集記号を表示する」のチェックを外して「OK」を押しましょう。

□を消す4

これで、□が表示されなくなります。

〇このブログ記事のまとめ〇

ワードで文書の作成中に、突然□(四角)が出てくるトラブルについて、お伝えしました。

編集記号は意外に便利なものでもあるので、必要に応じて表示して、使ってみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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