Wordなどのワープロソフトで入力をしている際、文字入力がおかしくなってしまうこと、ありませんか?
打った文字がどんどん消えて行ったり、数字が入力できなかったり、文字を打てば打つほど、入力した文字の右側がどんどん消えていく…という謎の怪奇現象。
今回は、文字入力のがおかしくなってしまった場合に考えられる原因を、いくつかご紹介します。

突然文字が消える場合は、Insert(インサート)キーが原因

突然文字が消える現象の大半の要因が、Insertキーです。
このキーが押されてしまうと、入力した文字の右側がどんどん消えてしまいます。
インサートキーの場所その①
こんな上側にあったり…
インサートキーの場所その②

メインのキーとは少し離れたところにもあったりする

よく、BackSpaceキーやDeleteキーの近くにあるため、誤ってInsertキーをぽちっと押してしまうと、Insertキーの機能がオンになってしまいます。

【解除方法】

オフにするのは簡単。
もう一度Insertキーを押すと、OFFになります。
部屋の電気のスイッチと同じですね。

英語(アルファベット)を打とうとすると、大文字しか打てない

文章の入力でときたま、英語の入力が必要になるときがありますよね。
「さて、日本語入力モードをオフにして…!」
とアルファベットを入力してみると、何故か大文字しか入力できないことがあります。
実はこれ、「CapsLockキー」と呼ばれるキーがオンになっていることが原因なのです。

【解除方法】

ShiftキーとCapsLockキーを同時に1度押すことで、解除できます。

あ(A)と打っても、「ち(A)」となる

ローマ字入力で文を打ち始めたとき、

  • 「あれっ、打ってる文字と全く違う文字が出てくる…」
  • 「Aを押しても『あ』じゃなくって『ち』になるんだけど…」

というケースがあります。
これは、「かな入力モード」がオンになっていることが原因です。

【解除方法】

  1. 画面右下の「あ」もしくは「A」の上で右クリック
  2. 出現した一覧に「かな入力」があるので、マウスをそこまで持っていく
  3. マウスを持っていくと「有効」「無効」と出るので、「無効」をクリック

これでローマ字入力をすることができます。

数字が打てない

数字のところを何度押しても、数字が打てない、なんてことはありませんか?

  • 「何度も押してるんだけど、何も表示されない…」
  • 「むしろカーソルが勝手に動くんだけど…」

といった現象は、十中八九、「NumLock(ニューメリック・ロック)キー」の機能がオンになっていないことで起こります。
特にデスクトップパソコンをお使いの方。
文字入力のキーボードの右側に、テンキーがありませんか?
テンキーの左上を見ると、「NumLock」と書かれたキーがあります。
ここが押されていないと、テンキーで入力しても数字が打てません。
数字が打てない時は焦らずに、まずはNumLockを確認しましょう。

【解決方法】

NumLockキーを一度押してから、数字を入力してみる

※NumLockの読み方は「ニュームロック」「ニューメロック」「ナムロック」等々色々あります。
「ナムロック」は違う!という声もありますが、覚えやすい読み方を使えばOKだと筆者は思っております。

キーボードを長押ししないと文字が打てない

軽くキーボードを押しても反応せず、長押しをするとやっと文字が入力される…。
これも知らない方からすると、怪奇現象にしか見えませんよね。
実はこれ、フィルターキーという機能がオンになっているから、長押ししないと入力ができないのです。
フィルターキーの機能は、キーボード右側にあるShiftキーを8秒以上長押ししてしまうとオンになってしまいます。
そのため、キーボードの上に重いものをしばらく置いてしまったりすると、「うっかり!」ということもあるわけです。

【解除方法】

  • キーボード右側のShiftキーを8秒以上長押しする

もしくは

最後に

文字入力がおかしい場合に考えられる原因について、いくつかご紹介しました。
この記事が少しでもお役に立ちましたなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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