今回は、PowerPoint(パワーポイント)のグリッド線について解説します。
- グリッド線の表示方法
- グリッド線の間隔を変更する方法
- グリッド線に合わる方法
について紹介しています。
グリッド線とは方眼紙のようなマス目
PowerPoint(パワーポイント)の「グリッド線」とは、スライド上に表示される方眼紙のようなマス目の事です。
Word(ワード)にもグリッド線はあります。
PowerPoint(パワーポイント)では、テキストボックスや画像、図形などのオブジェクトをドラッグで移動させます。
「グリッド線」を活用すれば、挿入したテキストボックスや画像、図形などのオブジェクトをドラッグするときにスライド 内 の他のオブジェクトと上や横の位置を揃えて配置することができます。
スライドを作成や編集するとき、オブジェクトを整列させるのに役立つ便利な機能です。
また、テキストボックスや画像、図形などのオブジェクトのサイズを揃えるときにも使えます。
PowerPoint(パワーポイント)のおすすめの機能の1つです。
スライド上に表示する線には、「ガイド」という線もあります。
「ガイド」は、スライドの中央で交差する点線です。
スライドを4分割にしています。
「グリッド線」も「ガイド」も画面上に表示されますが印刷されません。
グリッド線の表示方法
PowerPoint(パワーポイント)のグリッド線は、出 したり消したりすることができます。
PowerPoint(パワーポイント)のグリッド線の表示をオンにする手順は、次のとおりです。
- 「表示」タブをクリックする
- 「表示」グループの「グリッド線」の左横の「□」をクリックして「✓(チェック)」を付ける
「✓(チェック)」が付けばグリッド線が表示されます。
非表示にしたいときは、「□」をクリックして「✓」を外してください。
グリッド線を消すことができます。
ガイドを表示する手順は、次のとおりです。
- 「表示」タブをクリックする
- 「表示」グループの「ガイド」の左横の「□」をクリックして「✓」を付ける
「✓」が付けばガイドが表示されます。
非表示にしたいときは、「□」をクリックして「✓」を外してください。
ガイドを消すことができます。
既定では、ガイドは縦横1本ずつですが追加することができます。
「Ctrl」キーを押しながらドラッグしてください。
ガイドをコピーすることができます。
グリッド線の間隔を変更する方法
PowerPoint(パワーポイント)のグリッド線の間隔を変更することができます。
PowerPoint(パワーポイント)のグリッド線の間隔を変更する手順は、次のとおりです。
- 「表示」タブをクリックする
- 「表示」グループの右下の矢印(ダイアログボックス起動ツール)のボタンをクリックする
- 「グリッドとガイド」ダイアログボックスが表示される
- 「グリッド設定」の「間隔」から選択する。
グリッド線の間隔が変更されます。
細かくしたいときは、「間隔」の「グリッド」の数字を大きくしてください。
間隔を細かくするとグリッド線の点の数を増やすことができます。
「グリッドとガイド」ダイアログボックスは、右クリックで表示させることもできます。
グリッド線は、画面の表示倍率によって正しく表示されない場合があります。
正しく表示されないときは、表示倍率を変更してください。
グリッド線に合わる方法
テキストボックスや画像、図形などのオブジェクトの位置をグリッド線に合わせることができます。
テキストボックスや画像、図形などのオブジェクトの位置をグリッド線に合わせる手順は、次のとおりです。
- 「表示」タブをクリックする
- 「表示」グループの右下の矢印(ダイアログボックス起動ツール)のボタンをクリックする
- 「グリッドとガイド」ダイアログボックスが表示される
- 「位置合わせ」の「描画オブジェクトをグリッド線に合わせる」の左横の「□」をクリックして「✓」を付ける
- 最後に「OK」ボタンをクリックする
結論:グリッド線は目安
今回はPowerPoint(パワーポイント)のグリッド線の使い方について解説しました。
グリッド線は、パワポで資料を作成するときの配置の目安になります。
今回の記事を参考にして使ってください。
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