子どもさんが不登校になってしまうと家族は、

  • なぜ、うちの子は学校に行けなくなったのか
  • どうすれば、うちの子は学校に行けるようになるのか
  • これからどうすればいいのか

など、心配で悩みは尽きません。

しかし、親御さんの一番の想いは、

  • 何かやりたいことを見つけてほしい
  • 夢を持ってほしい
  • 何かやって みよ うと思ってほしい

ではないでしょうか。

今 回は、不登校の子どもさんにおすすめする習い事を紹介します。

習い事を不登校の子どもにすすめる理由

小学校や中学校に行けなくてもできることはあります。

その一つが習い事です。

確かに、

  • 小学校や中学校に行かないで習い事をするのは良いのか
  • 小学校や中学校に行けないのに習い事に行けるのか

などという意見もあると思います。

しかし、小学校や中学校に行けないから何もせずに家にいるだけというのは子どもの時間を無駄にしてしまいます。

また、小学校や中学校には行けないが、

  • 塾や習い事なら行くことができる
  • 塾や習い事なら行きたい
  • 別の人となら接することができる

ということもあります。

成長期の子にとって一番大事な時期を無駄にしてほしくはありません。

大切な 時 期だからこそ、他人の意 見 を言い訳にせず動き出すことを選択してください。

塾や習い事では、やりたいことや場所、先生などを自分で選ぶことができます。

サポートの方法も違います。

お子さんが何かやりたいという気持ちがあるなら尊重してあげてください。

習い事が自分の居場所になるかもしれません。

外出したり新しい人と接したりする機会を増やすことで、学校にも行けるようになるかもしれません。

新しいつながりが増えます。

習い事で自信をつけることで、成長できます。

お子さんが よかっ たと思って くれ ることがとても大切です。

だから、私は不登校の小学生や中学生に習い事をおすすめします。

小中学校の不登校の状況

2022年10月27日に文部科学省から公表された「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によりますと、令和3年度不登校児童生徒数は24万4940人でした。

1000人当たり25.7人になります。

前年度から4万8813人、24・9%増えています。

不登校児童生徒数が20万人を超えたのは初めてです。

不登校の主な要因として、

  • 無気力、不安
  • 生活リズムの乱れ、あそび、非行
  • いじめを除く友人関係をめぐる問題
  • 親子の関わり方
  • 学業不振
  • 入学、転編入学、進級時の不適応
  • 家庭の生活環境の急激な変化
  • 教職員との関係をめぐる問題
  • 家庭内の不和

などがあげられています。

習い事を選ぶためのポイントとは

子どもさんが不登校になる理由は様々です。

  • 対人関係
  • 集団が苦手
  • やりたいことがわからない

などの原因が言われていますが、一人ひとり違います。

代表的な習い事には、勉強やピアノなどの楽器、スポーツ、パソコン、英会話などがあります。

運営しているのが不登校の専門の先生であるフリースクールとういう選択肢もあります。

学校の先生のOBが

  • 楽しく学べる
  • 学ぶ環境を選べる
  • 就職につなげられる

原因がわからない中、お子さんの習い事を選ぶにあたってのポイントは以上の3点です。

楽しく学べる

習い事には、

  • 体を使う系
  • 机で勉強する系
  • 物を作る系

などたくさんの種類があります。

子どもさんが、楽しめることが第一条件です。

なぜなら、子どもさんが自主的に選ばないと続かないからです。

楽しければ無理なく続けられます。

自分から 行っ てみたい、参加したい、始め てみたいと思います。

子どもさんの興味を引くもので あれ ば、自主的に選びます。

例えば、将来、役に立つからと理由で、親が決めてしまってはいけません。

子どもさんの 気 持ちを最優先してください。

子どもさんに自由に決めさせてあげるのが一番です。

自ら選べるよう支援してあげてください。

ちょっと楽しいことで構いません。

子どもさん楽しく学べるかどうかを最優先してください。

学ぶ環境を選べる

子どもさんが興味を引く習い事であっても、学ぶ環境も重要です。

習い事には、教室型やマンツーマン、オンラインなどがあります。

教室型には少人数のものもあります。

教室型が少しハードルが高いのであれば、マンツーマンやオンラインから始めて試してください。

また、昼間や夜という時間帯も学ぶ環境になります。

例えば、不登校の原因が対人関係や集団が苦手などであれば、オンラインから始めるという選択ができます。

人数が多い教室型でストレスがかかり負担になります。

マンツーマンでなら自分のペースに合わせられます。

また、自分に合う先生の授業を受けられます。

昼夜逆転する可能性があるのなら、昼間の時間帯を利用することになります。

子どもさんの状況に応じて学ぶ環境を検討して あげる ことが大切です。

就職につなげられる

上達すれば、将来、仕事にできる習い事もあります。

プロになれる習い事もあります。

楽しめることが就職につながれば、本人だけではなく保護者の方も安心できるのではないでしょうか。

そういう視点からも考えてみてください。

習い事|不登校の子どもにおすすめ3選

おすすめする習い事は3つです。

  • 英会話
  • 通信教育
  • プログラミング

英会話

小学校では、英語教育は必修になりました。

しかし、学校の英語の授業とは異なり、英会話は楽しいのではないでしょうか。

特に、最近の英会話指導は、工夫がされていますので、楽しく学べるようになっています。

外国人教師の教室もあります。子どもさんにとって、外 国人と話をするという体験は魅力的ではないでしょうか。

教室型だけではなく、マンツーマンやオンラインでも学べます。

就活では、TOEICのスコアを設定している企業があります。英語を話せる人材の需要は多くなっています。

得意になった英語を使い仕事ができます。

通信教育

学校には通えなくても、国語や算数、理科、社会などの勉強は好きだという子どもさんもいいのではないでしょうか。

通信教育を利用して、自宅で勉強することができます。動画配信もしているのでわかりやすくなっています。

大学入学資格検定や通信 教育 の高校を利用することで、大学に入学することもできます。

不登校という理由で勉強をあきらめる必要はありません。

プログラミング

プログラミングでは、ゲームやロボットを自作します。

ゲーム感覚で学習することができるので、楽しく学ぶことができます。

トライアンドエラーを繰り返し体験するので、子どもさんの課題解決力(考える力)を育むこともできます。

オンラインで自宅学習も可能です。

自宅であれば、親子で楽しむこともできます。

現在、パソコン関係の人材不足が問題となっています。

大学でも情報関係の学部が新設されています。

プログラミングを学ぶことはプログラマーになることではありません。

プログラミングに関連する仕事は広範囲となっていますので、就職の選択肢を増やすことができます。

無料体験レッスンは必ず利用する

スクールや通信教育を利用する前に必ず説明会や体験レッスンを使用することをおすすめします。

無料で開催されていることが多いです。

インターネットのホームページや口コミの情報もあります。

しかし、実際にレッスンを体験してください。

料金はかかりません。

相談することもできます。

カウンセリング

当教室では、無料料体験レッスンの前にカウンセリングを実施しています。

カウンセリングの目的は、2つです。

  • 入会希望者の疑問点を解決すること
  • 入会希望者の目標や目的を把握すること

生徒さんに安 心 して入会していただくため、疑問点をすべて解決しています。
カウンセリングでは、不安なことや疑問なことを担当カウンセラーに聞いてください。

不安なことや疑問なことを解消することができます。

元 不登校の生徒さんの体験談を聞くことができます。

実際に 通っ ている生徒さんの言葉は、パワーになります。

生徒さんの目標や目的を最短で達成していただくために、パソコンを勉強する目的や目標、通学できる回数などを聞かせていただいています。
カウンセリングを通して、あなたに目的や目標にあったカリキュラムを提案させていただいています。
カウンセリングの後、無料体験レッスンを実施します。

無料体験レッスン

無料体験レッスンで確認していただきたい主な内容を記載しておきます。
(一例です。)

  • 講座が自分の学びたい内容になっているか
  • 授業の形式はどうか
  • インストラクターの教え方や説明はわかりやすいか
  • 自宅や職場からのアクセスはどうか
  • 車で通う人は、駐車場はあるか
  • 電車で通う人は、駅に近いか
  • 自分が通うことを考えている時間帯の他の生徒さんはどんな生徒さんか
  • 月謝やその他必要なお金はあるか

講師が不登校の子の対応の経験があるかどうかを確認することも大切です。
無料体験レッスンについては、こちらを参考にしてください。

まとめ:不登校でも学べる

不登校の子どもさんが学校に行けるようになることがベストであることは間違いありません。

しかし、家で何もしないというのは、将来、何にでもなれる子どもさんにとって非常に残念な状況です。

今回の記事を参考に、子どもさんの気持ちを聞き取り一緒にやりたいことを見つけてあげてください。

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