大学や仕事で、パソコンが必要になり、「いざ!」と家電量販店に行っては見るものの、「店員さんに何を聞いたらいいのか分からない…」「色々ありすぎて、何を買えばいいの?」など、心配になることはありませんか?
そこで今回は、Windowsパソコンを購入する際に確認しておくポイント、購入で悩みやすいポイントをご紹介します!!
もくじ
パソコンを買う前にどっちのタイプか診断!
新しくパソコンを購入したいけれども、何を購入すればいいか全く分からないというあなた。
まずは、自分がどちらのタイプであるかを考えてみましょう。
A.「インターネットや文書作成程度のことができたらいいなぁ」
B.「画像や動画の編集、ゲームなどもがっつりしたい」
この2つのタイプによって、あなたが購入するべきパソコンの性能が大きく変わってきます。
まず、Aタイプのあなた。
購入されるパソコンの性能(スペック)は、このくらいのものがよいでしょう。
CPU(パソコンの頭脳部分)…Corei3(コア・アイスリー)かCorei5(コア・アイファイブ)のもの
メモリ(パソコン内の作業台のような役割)…最低4GB~8GBのもの
SSD(パソコン内でデータを記憶する部分)…250GB程度
この程度のものであれば、普段使う際には問題なく動作するでしょう。
一方でBタイプのあなた。
購入するパソコンの性能(スペック)は、最低でもこのくらいあった方がいいでしょう。
CPU(パソコンの頭脳部分)…Corei7(コア・アイセブン)のもの
メモリ(パソコン内の作業台のような役割)…最低16GB~32GBのもの
SSD(パソコン内でデータを記憶する部分)…250GB~500GB程度
この程度のものであれば、動画編集、画像編集等高機能を必要とする作業でも、パソコンが固まらずに動作するでしょう。
また、動画や画像の保存はパソコン内にするよりも、外付けのハードディスク等にする方がパソコンがスムーズに動くかと思います。
以上のような、自分の使用用途に合った要件を覚えておくと、パソコンが選びやすいでしょう。
どのメーカーが初心者におすすめ?
昔は、「NECや富士通が国産だからいい!」といったような声も聞かれました。
今はどうかといいますと、正直なところ国産メーカーや海外メーカーでそんなに差は見られないと思います。
例えば、最近世界的シェアが増加しているLenovoは、2011年頃からNECを傘下にし、2018年には富士通と事業統合も行ったことでも知られています。
このような事例から見ても、海外メーカーと日本メーカーのパソコンは性能面ではそんなに変わりがないと思われます。
そのため、ある程度自分で操作に自信のある方は、海外メーカーのパソコンを購入されても問題はないでしょう。
ただ、日本のメーカーの方がアフターケアはしっかりしているのも事実ですので、操作に不安がある方は日本製にしておいてもよいかもしれません。
ノートパソコンかデスクトップか
これは、断然ノートパソコンを選ぶことをお勧めします。
昔は、デスクトップとノートパソコンの性能に差があるとよく言われていましたが、近年はあまり違いがなくなってきているようです。
がっつり動画・画像編集や高画質のゲームをするのでしたら、デスクトップにしてもいいでしょうが、インターネットサーフィン程度の日常使いであれば、ノートパソコンの方が扱いやすいでしょう。
デスクトップと違って配線が少なめですので、携帯したり、修理に出したりも簡単にできるなど、メリットが大きいです。
サイズと重さはどれくらいが理想?
サイズと重さは「なんでもいいや」ではダメ
気にしておくべきポイント2つ目は、パソコンのサイズ。
サイズに関しては
「値段が安かったらなんでもいいや!」
といったような感じで、あまりパソコンのサイズを気にせずに買ってしまうと、後々後悔する可能性があります。
もちろん予算がない場合なら考えものですので、優先しなくてもOKです。
ですが意外にも、パソコンの性能だけではなくサイズと重さは使い勝手・快適さに影響が大きいのです。
例えば、通勤通学用に使うパソコンの場合。
この場合であれば、持ち運びが軽くサイズもあまり大きくない方が使い勝手には便利ですよね。
いくら性能が高いものであっても、両手で抱えて維持しなければいけないくらいの重さならば、いずれはパソコンをだんだん使わない可能性が出てきます。
このように自分の用途、使う場面を想像し、サイズについてもしっかりと考えておく必要があります。
画面の大きさもチェック
あとは、画面の大きさも関係してきます。
もともと視力が悪かったり、細かい作業をするのに画面が大きい方がよい、という方であれば画面が大きい(=サイズの大きいノートパソコン)を選ばれるのも一つです。
最近のパソコンであれば、サイズが大きいのに軽いというパソコンがたくさん出てきていますので、あとは持ち運びをするかしないかでパソコンの重さも決めるといいでしょう。
- あまり持ち運びしなさそう→重いパソコンで妥協
- しょっちゅう持ち歩く→軽いパソコンにする
自分の使用用途・場面に合わせたものを買うと、後々十数年ずっとしっかり使い続けられます。
筆者も実際に自分の父親のケースで、
「何でもいいや、性能そこそこあるやつなら大丈夫」
と言って、サイズも重さもノータッチのままでパソコンを買うのを目撃しました。
知り合いのパソコン屋に頼んでノートパソコンを買ったはいいものの、
持ち運びが多いのにあまりの重さに耐えかね、
「もういいや、家で使う。仕事先にはもっていかない。重いわ」
と、家で使うだけになってしまいました。
せっかく購入したのにあまり使わない状況になると、こんな風にただの宝の持ち腐れになってしまいます。
そのため、予算に余裕があるのであれば、大きさとサイズはなるべくご自身の理想のもので探された方がよいかと思います。
パソコンの価格は大体どのくらいか
現在新品のもので、大体以下のようなものになります。
- Corei3搭載のパソコン…最低7,8万程度から
- Corei7搭載のパソコン…最低10万+αから
販売している場所や、商品自体に搭載されているものによっても変わってきますので、少し予算は余裕を見ておいた方がよいでしょう。
また、よくよく見てみると
「このパソコン、Officeソフトが入っていない!」
というようなこともあり、追加でOfficeソフトを購入したり、
家電屋のおにいちゃんおねえちゃんに
「安心保障は絶対につけておいた方がお得ですよー!」
と言われて保証を付けると、予算オーバーになったりと予想外なことは盛りだくさんあります。
- 自分にとって要らないものは要らないという勇気を出す
- 心配で保証などをつけるのであれば、予算を多めに用意しておく
というように、ご自身の気持ちに合わせて対策をしておくことをお勧めします。
〇このブログ記事のまとめ〇
パソコンを購入する際に、頭に入れておくべきポイントと、パソコンの性能にかかわる要件についてお伝えしました。
値段だけではなく、しっかりご自身が使いやすく、用途に合ったようなパソコンを是非とも選んでいただけると嬉しく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
他にもこんな記事が読まれています
- 初心者でもインターネットで簡単に検索する方法とは|グーグルを使うコツ
- ファイルとフォルダーの使い方を初心者向けにパソコン教室講師が教えます
- 手書きとパソコン作成の履歴書|転職・就職の求人で採用されやすいのはどちら?