パソコンで事務作業をするとき、「あのデータを見ながら入力したいなぁ」といったように、パソコンの画面を2画面表示にしたいと思ったことはありませんか?
いちいち手作業で調節して2画面にするのは面倒ですし、手間ですよね。
今回は、パソコンで画面を2つ同時に表示する方法をお伝えします!
もくじ
設定ナシ!簡単2画面表示
- 画面の左半分に画面を表示する→Windowsキー + ←(左矢印)キー
- 画面の右半分に画面を表示する→Windowsキー + →(右矢印)キー
を押していただくと、画面が片側に半分表示されます。
あとは、もう片側に表示したい画面をマウスで選択する必要がありますので、表示したい画面をクリックすると、2画面表示の完成です。
これはノートパソコンでも、デスクトップでもどちらのパソコンでもできます。
ウィンドウは自由に動かせる?
さて、2画面にしてみたはいいものの、
「これって左右逆にできるの?」
「自分でもうちょっと大きさを調節したいんだけど」
といった様々な疑問がおありかと思います。
実はこれらのこと、全部できちゃいます。
左右逆にする方法
上記の写真のように、画面の上部分にマウスの矢印を持っていきます。
そしてその場所でマウスの左ボタンを長押し(ドラッグ)して、左なら左、右なら右と、持っていきたい方向に持っていくとOK。
自分が配置したい方向に配置してくれます。
もしくは先ほどご紹介した方法です。
画面を再び1画面にしてから、その画面を配置したい方向のキーを押します。
左ならWindowsマーク+←ボタン。
右ならWindowsマーク+→ボタン。
これで再び配置を変えて2分割にすることができます。
ウィンドウの大きさや場所を調節するには?
ウィンドウの大きさは以下のように変えることができます。
まずは、ウィンドウの隅っこ(左上か右下が大概うまくいきやすいです)にマウスの矢印を持っていきましょう。
すると上の画像の黄色い〇の中にあるように、マウスの矢印が「両端矢印のマーク」に変わります。
そのときに、マウスの左ボタンを長押し(ドラッグ)し始めましょう。
そして、大きくしたいなら外側の方向へ、小さくしたいなら内側の方向に動かすと、ウィンドウの大きさを変えることができます。
2画面はどんな時に使える?
先ほどお伝えしたものも含め、このような際に使うとよいでしょう。
- すでにあるデータを参考にし、新たなデータを作成する際
- インターネットで調べ物をしながら、文書等を作成する際
- Youtubeで動画を見ながら、作業する
などなど、様々な場面で使うことができます!
モニターを用意して二つにする方法も
「その2画面じゃないのよ」
「その方法じゃ、画面が小さすぎるんだわ」
という方もいらっしゃるかも知れません。
そんな方のためにもう一つご提案したいのが、お使いのパソコンとは別にディスプレイモニター(画面)を用意して「物理的に2つ画面がある」というようにするもの。
これは現在結構ポピュラーな方法でして、2画面の作業がラクラクだと、ネット上でもかなりやりやすいとの声が聞かれます。
デスクトップパソコンをお使いであろうが、ノートパソコンをお使いであろうが、何も変わりません。
もう一つ、上のような画面(モニター)を用意すればいいだけなのです。
あとはセットさえすれば、ご自身がメインで使っているパソコンの画面と、追加したこのモニターの画面を合わせて2画面で作業をすることができます!
モニターはどうやって用意すればいいのか
「そんなこと言われたところで、私は何を用意して、どこから調達すればいいの…」
とお悩みの方。
そんな方のために、必要なものと、用意の仕方について簡単にお伝えします。
あくまで筆者のやり方ですので、詳細が分からなかったり、違うと感じられた場合は、ぜひお近くの家電量販店のお兄さんか、お姉さんをとっつかまえて聞いてみてください。
必要なもの
- モニター画面本体
- モニター画面の電源の線(買ったときに大概ついています)
- モニター画面と自分が使うパソコンをつなぐ線(VGAケーブル、HDMI、DVIケーブルなど多種多様)
基本的にこの3つがあれば大丈夫です。
ただ、3番目のモニター画面と自分が使うパソコンをつなぐ線、通称「ディスプレイケーブル」ですが、この種類は非常に多種多様なのです。
ご自身のパソコンがいつ頃作られたかによって、対応できるケーブルは違ってきます。
うっかりご自身のパソコンに対応していないモニター画面を買ってしまうと、返品したりするのに大変です。
ですので、大切なのはご自身のパソコンがどのディスプレイケーブルに対応しているかをチェックする必要があるのです。
- ノートパソコン→キーボード部分の側面(横側)と画面の根本部分の側面
- デスクトップパソコン→パソコン本体(四角い箱)の正面から見て裏側
の部分を見てください。
これらが、ケーブルをつなぐ部分がいっぱいあるところでして、その中にディスプレイケーブルが挿せる口があるかどうかを探します。
ディスプレイケーブルの種類はELECOMさんが丁寧に解説をしてくれています。
ですので、以下の記事から、ご自身のパソコンに同じ種類のつなぐ口があるかどうかを探してみてくださいね。
もしあれば、その種類のディスプレイケーブルを使用するディスプレイモニターをパソコンにつなぐことができる、ということです。
「私のパソコンは青いVGAの挿すところしかないから、モニターはVGAを挿して動くやつにしないと…」
「自分のはHDMIとおんなじ挿すところがあったから、HDMIをつなげるモニターをお店で探そうかな」
といったように使えるケーブルを知ってから、モニターを選ばれることをお勧めします。
そしてお店のお兄さんお姉さんたちに
「Displayportのケーブルを挿せるモニターある?」
「うちのパソコン2画面にしたくって、HDMIが挿せるディスプレイモニターが欲しいんだけれども」
という風に、ご自身のパソコンで使えるケーブルを伝えると、そのケーブルに合ったモニターを探してくれます。
セットの仕方
- ご自分のパソコンの電源を入れて使えるようにする
- モニターをパソコンの横へ置き、電源ケーブルをつないでコンセントに挿す
- 最後にディスプレイケーブルをモニターにつないで、もう片方の口をご自身のパソコンに挿す
基本はこれだけです。
それでもさっぱりという方は
それでもさっぱりという方へ。
迷わず家電量販店もしくはパソコン販売ショップに駆け込みましょう。
ついでにご自身のパソコンを持っていく(ノートパソコンなら)のをお忘れなく。
デスクトップの方は、本体(箱型の機械)の裏面の全体写真をスマホでとっていくのを忘れずに。
これで家電量販店のお兄さんお姉さんたちは、どのディスプレイにすればご自分のパソコンで使えるかどうかを見てくれます。
「ディスプレイモニターを買いたいんだけど、何がなんだかわからなくて。
自分のパソコンにつないで2画面にしたいんだけど、何にしたらいいの?
一応自分のパソコンを持ってきた(デスクトップの写真を撮ってきた)のだけれども…」
という風に言っていただけると、お兄さんお姉さんたちはスムーズに対応してくれます。
わからない場合は、プロに任せてみるのも一つの手です。
補足:画面表示の基本
ご存じの方も多いかもしれませんが、こちらも画面表示の操作には欠かせないものです。
しっかり覚えておきましょう。
インターネットのサイトや、Word(ワード)、Excel(エクセル)などのオフィスソフトでも画面の右上を見ると、次のようなマークが見られると思います。
- 「ー」最小化ボタン
完全には画面を閉じてしまうことはありませんが、「後で使うけど、今要らない」といったようなときに使うことが多いです。
- 「□」最大化ボタン
〇このブログ記事のまとめ〇
パソコンの2画面表示のやり方をお伝えしました。
一度覚えてしまえばかなり便利なので、ぜひ普段からお使いいただけるといいかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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