障がいをお持ちの方が就職に向かって準備をされる際、検討されるものの一つがパソコンを習うことではないでしょうか。

障がい者向けに色々な求人があるのは見かけますが、個人の特性を考えた際に、

「やはり事務の方が向いているんじゃないか」

と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで必要となってくるのが、パソコンスキル。

独学ではなかなか難しいので、パソコン教室に通うことを検討される方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、発達障害をお持ちの方が通えるパソコン教室についてお伝えしていきます。

発達障害に対応可能なパソコン教室はあるの?

一般的には対応している教室は少なく、特に大手のパソコン教室では対応してくれない場合が多いです。

主な理由としては、そこの教室のトップにそういった独自に判断する権限がなかったりする場合や、教室の生徒人数が多いため細かいフォローができないなどの理由が考えられます。

その一方で、障がいを持たれている方向けに特化したパソコン教室であれば、すんなりと受け入れをしてもらえるでしょう。

ただ、そのようなパソコン教室やNPO法人がある地域は限られていますので、実際は通うのにかなりの労力や時間を取られます。

そのため、そのような教室に通える方は、ほんの一握りの方のみでしょう。

近くに特化した教室がない場合はどうすればいい?

個人経営のパソコン教室であれば、対応してくれる可能性があるかと思います。

個人経営であれば、個人経営者の裁量での授業運営をしていますので、小規模で授業人数が少ないパソコン教室であれば、対応してくれる可能性があります。

一度問い合わせてみるとよいでしょう。

障がいの程度によって学ぶ環境は変わる

個人経営の教室でよくみられる授業運営の仕方が、全員が同じ内容を学習するのではなく、一人ひとりが違う内容を各自で学習し、その学習をサポートするというものです。

障がいの程度、個人の特性によっては、向いている授業形式が変わってきます。

軽い障がいをお持ちの方

日常会話など、コミュニケーションがある程度取れるような、軽い程度の障がいの方であれば、数人の他の方と一緒に授業を受けることが可能かもしれません。

その中でインストラクターに教えてもらうということになります。

費用も一般向けの費用とそこまで大差はないでしょうから、月に何回通うかにもよりますが、数千円~1万円弱ぐらいの月謝で通うことができるでしょう。

ただ、別途テキスト代等、必要経費が掛かってくるため、注意が必要です。

重い障がいをお持ちの方

パソコン教室では、他にも通っている方がいらっしゃいますので、その方々と一緒の空間で過ごせるかどうかなど、障がいの特性によっては難しい場合もあるかもしれません。

特に

  • 自閉症などの障がいで、程度が重い方→騒がしい環境が苦手、音などに敏感
  • 注意多動性障害で少し落ち着きがない傾向→周りの方との調和が難しい

といった状況、特性であれば、なおさら他の人と一緒の空間で授業を受ける、というのは難しいのではないでしょうか。

その場合は、マンツーマン授業が可能かどうか、交渉してみるといいでしょう。

その分授業料は一般より高くなることもありますので、支払いが余裕のある方に限られます。

ですが、マンツーマン授業のよい点は、ずっとその人に付きっ切りで授業を見てもらえるという点です。

一人で自立して授業を受けることが出来ない方や、他の方がいる環境で授業を受けることができない方の場合は、個別に機会を設けてもらえると、学習がしやすいかもしれません。

専門のスクール一覧

関西で開講されているスクールについて、いくつかご紹介します。

これらのスクールは分類としては、パソコン教室であったり、児童の放課後の預かりサービスの施設であったり、プログラミングなどに重点を置いた発達障害者向けのスクール、などなど、様々な施設があります。

最後に

発達障害をお持ちの方が通うことのできるパソコン教室や、考えられる通学ケースについてお伝えしました。

パソコン教室への通学を検討されている方々のお役に、この記事が少しでもたてましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。