パソコンをするならできるようになっておいた方がいいソフトとして、エクセルと並んで「ワード」は必須で、よく使うイメージがありますよね。

エクセルやパワーポイントといったソフトを習う前の入門として「ワード」は多くのパソコン教室で選ばれています。

その理由は、

  • ワードがパソコン初心者にとってはとっつきやすい
  • 使えるようになるまでに時間がかからない
  • 機能のメニューがエクセルやパワーポイントと共通性があるので、入門にピッタリ

といったような理由が挙げられます。

ただ、ワードの講座といっても、それぞれのパソコン教室独自の色があります。

今回は、当教室のワード講座の詳細をご紹介します。

ワードは独学でもできるんじゃないの?という人へ

「ワードなんか、教わらなくたって独学で出来るでしょ?」

「『使い方』というほどのものでもないでしょ」

という方も中にはいらっしゃったりします。

その通り。

極論、一人で学習して身に付けることはできます。

マニアックな機能まではもちろん難しいでしょうが、ある程度字を入力して配置を変えて、文字の色を変えて…というくらいであれば独学でも習得はできます。

普段からバリバリお仕事で入力をなさっている方や、触る機会が十分にある方にとっては、ワードはパソコンを学ぶ素材としては少し物足りないかもしれません。

そのためそういった方々には、無理にがっつりワードをやっていただくことはお勧めしていません。

「仕事でエクセル使う部署に異動になったの…どうしよう」

「この間行った研修会の内容を資料にまとめて発表しろって言われた。
すぐパワーポイントを習いたいんだけれども…。」

と、ワードにあまり構っていられない、という要望もあります。

そんな方々に対しては、ワードの学習は「さらっと基礎だけ」通っていただくようにしております。

案外ワードの独学はしんどい

ある程度ご自身がパソコンに精通していて、カタカナばかりの専門用語におじけづかなければ問題ありませんが、中にはアレルギーの方もいます。

「インデントってなに…!?」

「ホームタブのフォントグループって一体どこのことを言ってるの…?」

と自分でテキストの解説を読み進められない場合も。

基本的にソフトのテキストは、

「この部分のここを押さないと、この文字は赤になりません」

といったように説明がメインとなっています。

ということは、どこを説明しているかを分かってもらうために、必然的にソフトの専門的な名称を使ったり、カタカナ用語が連続して出てくるというわけです。

カタカナの方が分量が多いんじゃないか…というくらいにテキストは専門用語が満載です。

学習する際に出てくるそういった「これはどういうこと?」「何を言っているの?」という疑問に対してご自身で答えを見出すのが難しい方は、独学で学習いただくのは難しいのかもしれません。

効率よく学ぶのであれば、やはりパソコン教室がおすすめです。

どのパソコン教室でもそうですが、生徒さんがどの部分でつまづきやすいのかといった点を把握しているため、出てきた疑問にスムーズに答えてもらうことができます。

パソコン教室でワードを習うのは無駄ではない

「たかがワードごときでパソコン教室に通うのもなぁ…」

と、どうしてもワードはためらわれがちです。

理由は、誰でも触れやすいから、文字を打つだけでも文章は完成するからです。

機能も幅広く用意されてはいますが、実際に実務で作成する書類においてワードの幅広い機能が完璧に使いこなされているかというと、そうではない場合の方が多かったりします。

例えば、「校閲」や「参考資料」といったメニュー。

これらに搭載されている機能は、一般的にはあまり使われません。

大体使っても、

  • 文字を入力する
  • 大きさや色などを変更する簡易的な装飾
  • 写真や絵を入れる
  • 行数や縦向き、横向きなどのレイアウトの変更

などなどこの程度です。

一般の業務レベルでは、ワードを使うにはあまり高度なスキルは必要とされていません。

ですので、「一人でも学べる、使えるようになる」と思われているふしがあります。

ワードはエクセルやパワーポイントに比べて、どうしてもそのようなイメージを持たれがちではあります。

ですが、専門用語が苦手だったり、テキストを自分ひとりで読み進めていくのがしんどい場合は、スキルはなかなか身につきません。

結論として考えると、パソコン教室に通って不明点をさっと解消して、短期間で覚えた方がお得だったりするのです。

好きな人は長々とチャレンジいただければいいですし、嫌いな人はさっと通るだけにする。

選択は人それぞれです。

それでも、ワードを通して基礎を身に付ける、基礎を見直すということは案外無駄ではないのです。

やはりワードは基本の「キ」

通っておいて損はない!

一般的にどこのパソコン教室であっても、初めて来られた方に対しては、

「パソコンは今までどの程度使ったことがありますか?」

「パソコンを使って、どんなことができるようになりたいですか?」

といったようなカウンセリングをすることがあります。

中には、

「ワードは全く触ったこともないのよね」

「インターネットするくらいが、精いっぱい」

といった方が見られます。

そのような方には、やはりワードから入っていただくのをおすすめしています。

理由はやはり、基本の「キ」であるからです。

先ほどもお伝えした通り、ワードはエクセルやパワーポイントに共通する機能がたくさんあります。

ということは、ワードを終えて、エクセルやパワーポイントに進もうと思ったときに、抵抗なく学習を進めることができる土台がができます。

特に初心者の方が次のステップや学習のことを考える場合には、通っておいて損はないのです。

ワードは誰でも触れるようになる

エクセルやパワーポイントであれば、初心者にはとっつきにくい仕様になっていたりします。

  • エクセルは文字を入れる所が一つひとつ四角のマス(セル)になっている
  • パワーポイントは透明な四角(テキストボックス)をつくらないと文字が打てない

などなど使い方が独特で、初心者の方には理解しにくかったりします。

一方、ワードならば、そんなことはなく大丈夫。

ソフトを立ち上げたら文字をそのまま入力すると出てきますし、1ページが文字でいっぱいになれば自動的に次のページを作ってくれたり。

非常に明快で分かりやすいソフトです。

そのような利点があるので、パソコンを触り始めたばかりの人や、全くやったことがない人でもすぐに使うことができます。

そのため短期間で使いこなせるようになることも多く、パソコンを触り始める最初のきっかけとしてオススメです。

当教室のワード講座

当教室で開講しているワード講座について、詳細をお伝えしていきます。

ただ単に、カリキュラム通りにするのではなく、ご自身に合ったスタイル、進め方で学習をしていきます。

テキストをやるだけではなく、実務に合った学習を進めていきますので、知識・利用スキルを格段に上げることができます。

初めての方は入力から

ほとんどお仕事でパソコンをお使いになったことがない方、初めての方、あまり今まで触ってこられなかった方に関しては、文字の入力を通してワードに触れていただきます。

  • 画面の見方とワードの出し方、消し方
  • 文字入力の方法
  • 漢字・カタカナ変換の仕方
  • 文字の消し方

といった文字入力の基本を通して、ワードに慣れていただきます。

「文字入力もやったことがない…自信がない」という方に関しては、

  • タイピング練習をWordを学習する以前に練習いただく
  • タイピング練習を並行しながら、Wordを学習していく

といったように、ご自身の進めたいペースに合わせてどちらかからお選びいただき、学習いただけます。

タイピング練習では具体的に何をするのか

タイピング練習では、ワードのソフトを使わずに、文字入力を練習していきます。

  1. アルファベットキーの打ち分け
    キーボード上にあるキーを、それぞれ正しい指で入力できるように練習をしていきます。
    最初は真ん中の段、慣れれば上の段…といったように、個人それぞれのペースに合わせて学習をします。
  2. ローマ字入力の練習へ
    キーそれぞれの打ち分けができるようになったら、次はローマ字入力の練習へ。
    もちろん最初は「あいうえお」から始めていきますが、並行して2文字・3文字程度の単語入力も練習していきます。
  3. 単語や短文の練習へ
    「あいうえお」などのひらがなや、短い文字数の単語が問題なく打てるようになったら、本格的に長めの単語や1行程度の文章の入力に移っていきます。
    単なる入力練習だけでは飽きてくるので、ご希望の方にはタイピングゲームなども交えて練習していただきます。

慣れたら簡単な装飾で文書作成へ

入力に少し慣れた方、もしくは最初からある程度の入力ができる方は、簡単な装飾機能を使って、簡易的な文書を作成する練習をしていただきます。

  • 文字の配置を変える(左揃え、中央揃え、右揃えなど、文字の始まり位置を変更)
  • 文字の大きさや形(フォント)、色を変える
  • あいさつ文を使ってみる(ex.拝啓、若葉の候、貴社ますますご盛栄のことと…)
  • 表の作成
  • 写真や図形の挿入

これらを使って、シンプルな構成の文書や、文書の下にイラストやイメージ図を1つ2つ入れてみたり…と簡易的な文書作成のマスターによって、

  • お知らせ文を作ることができる
  • 報告書を作ることができる
  • 自分で一から作成して、印刷までできるようになる

といったレベルを目指し、就職やビジネスに即役立つような「最低限」ワードが使える状態を目指します。

勿論、最初はテキストの内容を中心に学習いただきますが、かならずテキストの内容が終わるまで他のことができないというわけではありません。

例えば、文章の配置換えや装飾が簡単にできるようになれば、その内容で出来る練習問題をやってみたり、ご自身で作りたいものがあれば何か考えて作ってみたりと、自分で実際に作ることで実践的なスキルを身に付けることができます。

基礎を学んだら応用へ

簡単な装飾を学んだら、応用編へ。

レベルアップした細かな装飾や、図形をフル活用した地図の作成、細かい用紙の設定など、より複雑な内容にチャレンジしていただきます。

  • レイアウト設定(A4以外の用紙サイズにする、余白の調節、印刷の向き等)
  • 縦書きの文字(一部だけ縦書きにする、数字を縦標記にする等)
  • 差し込み印刷
  • テキストボックスと図形の応用
  • 文字の影、光彩、反射、縁取りなどの装飾
  • 画像の背景をなくす、明度や彩度をあげる等画像の編集

などなど、これらの内容以外にも詳細な設定箇所や多彩な編集方法がありますので、個人の必要に応じて学習を進めていきます。

もちろんこちらでも、自分でやりたいことをやる「アレンジ課題」などもOK。

最初はテキスト通りにやっていただくことになるかと思いますが、急ぎでの学習でない限りは学習の合間に「練習問題」に取り組んでいただくのはもちろんのこと、とあるお店のチラシを再現して作ってみたり…とアレンジ課題などもOK。

そのため、おしゃれでかわいいフリー素材を使ってみたり、オリジナルで撮ってきた写真を入れてみたり、と自分で素材を用意して作ってみるということもできます。

実際に学んだことを使ったり、ちょっと知らないこともやってみて覚えたり、と楽しく学習を進めていきます。

資格取得コースへも!

パソコンのスキルを証明する資格の中でも有名なのがMOS(Microsoft Office Specialist)試験。

MOSWord、MOSExcel、MOSPowerPointといったように、それぞれのソフトごとに試験が設けられています。

Wordを操作するスキルをある程度身に付けられた後は、資格を取得されるのも一つの道。

ご自身のスキルを客観的に証明することができるのでおすすめです。

当教室でも対策講座を設けていて、ある程度Wordの操作スキルが既におありの方は、対策講座に進んでいただくこともできます。

一方で、全くWordを触ったことがない方は、基礎コースを終えてある程度触れるような状態になっていただいたら、対策講座に進んでいただくことが可能です。

個人のペースに合わせてご相談をしますので、安心して資格取得コースにも進んでいただけます。

資格取得まで不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

スタッフが全力でサポートいたします。

受講を考えられている方へ

当教室のワード講座は以上のような内容で構成していますが、例えばお仕事で、

「こんなポップを作りたいんだけど…!」

「今度イベントでお知らせを作らなければいけないんだけれどな…」

という場合には、いったんテキストの内容を止めて、お仕事の持ち込みをしていただくことも可能です。

制作内容によっては、初級レベルの内容を超える場合もあるかもしれませんが、教室スタッフがしっかりお手伝いしますので、遠慮なくお声がけくださいね。

なお、体験を考えられている方は、いつでも申し込みを受付しています。

以下から申し込みが可能ですので、是非ご検討ください。

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