パソコン教室に通っている方の中には、ある日突然、

「次の○月でうちの教室、閉校するんです…」

と突然宣告を受ける方がいらっしゃるかもしれません。

ある程度通われて、目標を達成されている方ならばいいですが、

「趣味だからまだまだ通いたいのに…」

「これからスキルアップっていうときに限って…!」

とお困りの方もいらっしゃるかと思います。

今回は、通っているパソコン教室が閉校してしまいそうな場合に気を付けておくべきポイントについてご紹介します。

まずチェックすべきは「いつ」閉校するか

夜逃げ状態で閉校するパソコン教室は、よっぽどのことでなければあまり見られません。

一般的な教室であると、「今度の○月で閉校いたします…」という告知と、お知らせ文くらいは配布するかと思いますので、しっかりいつ閉校されるかどうかをチェックしましょう。

他の教室を探される方の場合は、その閉校までの間に他のパソコン教室にある程度目星を付けておくと、閉校後に困ることはないかと思います。

同じ系列の教室に行きたいならば「転校制度」を活用

全国的に展開をしているパソコン教室であれば(テレビや広告などで見るパソコン教室は、全国展開されていることが多いです)、同じ都道府県内に別の教室があったりもします。

「違う教室の制度がどうもしっくりこない気がする」

「慣れている学習方法で続けたいなぁ」

と思われる場合は、自分が通っている地域の近くに同じ系列の教室がないか探したり、閉校する前にインストラクター(講師)に聞いておいたりするとよいでしょう。

また、転校制度を利用して同じ系列の教室に転校した場合は、入会金が不要だったりするなど、お得なこともありますので検討されても良いかもしれません。

転校先で同系列のパソコン教室がないのであれば、他のパソコン教室を探して無料体験を受けたりし、教室の雰囲気、学習のシステム、料金体系などをしっかり把握して、いつでも入会できるようにしておきましょう。

受講料金の払い戻しに注意!

パソコン教室が閉校、となって一番問題となりやすいのが「お金」の問題。

特に、講座を買い切ってから受講する買い切り型がトラブルになることが多いです。

例えば以下のような事例。

「さて、基礎も学んだし、これからだ!」

と新しいExcel関数の講座を買ったとたんに、

「うち、8月末で閉校するんです…」

というお知らせが来ようもんなら、もはやパニックです。

買い切り型の講座の料金は安くても数万円、高ければ10万円前後する場合も。

よっぽどの方でなければ、10万円ちょっとは大金で、返金してもらえなければかなりお財布には痛いですよね…。

ただ、注意する必要があるのが、入会時にサインをしたりする「契約書」もしくは「規約」といったもの。

こういった書類に、退会時の返金のルールが書いてあることがあります。

そのため、こういった閉校の際に「こういう条件で返金します」という条件があるかどうかをちゃんと把握しておく必要があります。

その条件に適合していないと、返金の対象とならない場合があるので注意が必要です。

中には理不尽にも理由もなく、

「このコース分は返金できません」

「この分は解約対象にはなりませんので」

と言われてしまうようなケースも某大手パソコン教室であったとの口コミがネット上では見られました。

ただ、閉校する教室であれば、全く通っていない未消化分の授業に関しては必ず返金がされるべきです。

ですので、あきらめずに返金の主張をし、それでも取り合ってもらえない場合は消費者センター等、然るべきところに相談されると良いでしょう。

最後に

パソコン教室が閉校する場合に、閉校するまでに気を付けておくことについてご紹介しました。

パソコン教室の閉校に遭遇するのはかなりレアケースですが、必ずトラブルや困ったことが出てくるのは必須。

ご紹介した点に気を付けていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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